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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

船上ウェディングで土左衛門発見

私の母方の祖父(95歳?存命中)は、山口県下関の出身で父親(私から見れば曽祖父)は漁師。この父親がかなり豪傑だったらしく、バナナを買いに漁船で台湾に行ったり、自宅の石炭がなくなれば、毎回で船で買いつけをし、かなりの量の石炭を自宅に置いていた。
私が中学生ぐらいのころ、祖父の家に駐車場を追加することになり、スコップ片手に整地の手伝いをしたのだが、地面からゴロゴロと石炭がでてきてビックリした(炭鉱でも掘り当てたかと思ったよ!)。どうやら、父親譲りのスピリッツで、祖父も庭に大量の石炭を保管していたらしい。が、使わなくなって埋めていたようだ。ダメだよ爺ちゃん。
話がずれたが、そんな漁師町で育った祖父。水死体は「エビス様」として、発見されると漁師が競って引き揚げたらしい。エビス様を見つけると豊漁になるとか。引用しているウエディングもきっといいことがあるよ!
ちなみに祖父いわく、男性の水死体は下向きに、女性は上向きで漂っていることが多かったとのこと(骨盤のせい?)。さらに、引き揚げた死体に、遺族がやってくると、そのタイミングで鼻から血がつーっと垂れることがよくあったらしい。

395 :愛と死の名無しさん:2011/10/16(日) 10:18:09.50
小粒だけど話のタネに投下。
船上結婚式でのブーケトス。
ブーケが強風に煽られ海ポチャ。
列席者で波間を探すと白い花の隣に紫に変色した水死体発見。
方々で上がる悲鳴。
スタッフに船内に戻るように指示される中、新婦が幼い時からの夢だった船上ウェディング+ブーケトスが台無しになったと泣き出す。
ブーケを拾えと取り損ねた友人に八つ当たり。
スタッフの人が網でブーケ捕獲。
みんな縁起でもないしとブーケの受け取りを拒否。
鬼の形相になった新婦から仕方なく私がブーケを回収。
遺体は海上保安庁の巡視艇が収容。
その後、結婚式が台無しになったと不機嫌な新婦と微妙な雰囲気のままクルージング終了。
船を降りたら遺体発見時の簡単な事情聴取。
貰ったブーケを持ち帰る気にはなれずに、ちょうど帰りの駅で泣いてた女の子にあげてしまった。

403 :愛と死の名無しさん:2011/10/16(日) 12:12:07.65
遺体回収よりブーケ回収が前だったので水に浸かったのは10分前後。
レースやらリボンやらで飾られたブーケは海水に浮かんでただけなので、花自体はさほど濡れてませんでした。
でもやっぱり気分は良くないので紙袋に入れて持ち帰り→駅にて女の子発見→譲渡。
女の子は5才くらいでブーケを無邪気に喜んでたのにちょっと罪悪感。