午前中に江戸川区東大島の団地・マンション銀座にいた。都立大島小松川公園スポーツ広場という、広大できれいな場所を、さんさんと日が降り注ぐ中歩いていると、前方から白い帽子と紫色の上着をきたお婆さんが歩いてきた。
お婆さんは身長が150センチくらいだが、腰が曲がっておりさらに小さく見える。茶色い杖をついており、それを持っている腕には注射をうたれたのか、脱脂綿をホワイトテープで留めていた。
そんなお婆さんがユックリ、ユックリと機械仕掛けの人形のように歩いていた。腰には、タバコの箱よりちょっと大きいサイズの黒い物体が括り付けてあり、動く度に太陽の光に反射してピカピカしていた。
いったい何だろう？ そう思ってすれ違いにいやらしくチェックしてみたのだが… iPhone（もしくはタッチ？）だった……。
