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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

モーニング no29 7/1

不況、不況で給料もあがらずボーナスもでない。会社から2時間かけて帰った家には不細工で気が効かない中年の嫁と、うるさいガキ。この先の人生がはっきりしてきたような気がするが、決して幸せそうではない。スーパーで大量に買ってきた発泡酒と、安い合成酒でも飲んで酔っ払って寝よう。そう酔っ払っている時だけが全てを忘れさせてくれる… と、全国津々浦々にいるダメリーマンの鬱憤を一手に解消してくれるスーパーエグゼクティブサラリーマンが「島耕作」だ! 仕事は出来るし(他人のおかげで)、黙っていても女性にモテモテ、別れる時も簡単(女性のおかげで)、巨大組織でも派閥に入らず(優柔不断なだけ)、難問にぶち当たっても見事解決!(運でね)。
そう、オレも大人だから分かるよ。ヘッポコリーマンが安っぽいストーリーの「島」を読んでストレスを発散していると(わずか270円で買える幸せだ!)。し、しかし。今号の女性との出会いはちょーーーーーーと安易過ぎやしないか! まぁ冷静に考えればいつものことなんだが、おじさんは歩きながら読んでいて卒倒しそうになったよ! でも巻頭カラーで、なおかつ表紙まで飾っている島!(ジョッキを掲げた島が「がんばる君に乾杯!」と言っているぞ!グハァ!(吐血、10リットルほど))これぐらいソープドラマもびっくりな安直な方が受けがいんだろうね! (こんなんで満足しているからうだつが上がらないんだよ! このポコリーマン!!) 「島耕作マガジン」という悪夢のような漫画雑誌もでているようだ。世の中わかんないね。
関係ないが、蘇州は美人が多いそうだ! 機会があったらいってみたい。
何だか熱く語ってしまったが、今回のモーニングはあんまり捨てる部分が少なかったす。「ブラックジャックによろしく」精神病患者同士の恋の行方は! 漫画とわかっちゃいるが、現実でもどうなんだろうと疑問に思う。絵が下手な「ドラゴン桜」(三田紀房)この漫画、塾の講師時代に読んでいたら、いい豆本になっていたのになぁとシミジミ思う。
新連載の「大漁! まちこ船」、うーんこの絵どっかで見たことがあるなぁ。作者は「三宅乱丈」。三宅乱丈三宅乱丈三宅乱丈・! あ、「ペット」の人か。略歴をみてみるといろいろと作品を作っている人だったのね。この人は濡れた人物や、濡れた場面(エロい意味でなく文字通りね)が独特で、今回もリキッドな場面で「これどっかでみたことあるなぁ」と思ったんだよね。そういえば「ペット」の最終話まだ読んでないなぁ。
「ジャイアント」(山田芳弘)も大変なことになっているなぁ。「ゲキトウ」(島本和彦)とならんで、迫力満載(迫力しかないが)の野球漫画ですね。次号はどうなる。