先日、こんなブログが話題になっていた
タイトルの通り、映画を1.4倍速でみたら、飽きられたというお話。
以下、当該部分を引用。
事件が起きた。あれは多分秋だったと思う。全てはこの一言から始まった。
「俺、映画、1.4倍速で観るんだよね」
隣にいた女の子は、「え?」みたいな驚いた表情を見せた。そしてその2秒後に「は?」みたいな軽蔑するような顔に変わった。なぜなら彼女には「コンテンツ」に対する強い思い入れがあったからだ。具体的には、アーティストの仕事をしていたからだ。彼女は続けた
「え、ありえないんですけど。」
「ありえない、よね……、でも見ちゃうんだよね」
「……」
「……」
私は倍速で見るメリットを伝えた。例えば、(1)1.4倍速で見れば、120分の映画が僅か85分で観れること、(2)テンポが早くなり、「眠くならない」こと、(3)速聴効果で、もしかしたら「脳にもいいこと」などを語った。
映画にしろ音楽にしろ、自分の好きなスタイルで鑑賞すれば良い。
この人だって、映画も1.4倍速などで観ずに、2倍、いや、10倍速で観たら120分の映画もたった12分で鑑賞可能だ。なんなら、映画を観ずに最初からWikipediaや映画の感想ブログを読めば、鑑賞時間ゼロで、その映画を知ることができる。
このブログを書いた人はきっと音楽も1.4倍速で聞いているに違いない。1.4倍なんてキリが悪い数字じゃなくて、ぜひ10倍速で聴いて欲しい。マイク・オールドフィールドの「インカンティションズ」は4部構成で72分を超える曲だが、10倍速だったとたった7.2分で聞くことができる。やったね★
映画や音楽をスピードを速めて鑑賞するのは「お行儀が悪い」行為だ。絶対やるな! とは言わないが、人前では恥ずかしくて言えない行為。スピードアップ鑑賞は、フレンチのコース料理、前菜、サラダ、スープ、魚料理、肉料理、デザートを一気にミキサーに流し込んでかき混ぜ、出来た物体をゴクゴク飲んで「フランス料理のコースを堪能した」と言っているのと同じだ。
映画をn倍速でしか鑑賞できない人は、公言しない方が良いと思われます。
あぁ、わかります…。ぼくも邦画DVDは1.5〜2倍速で再生して観ちゃってました。 RT @Macchanboyaki: DVDは1.5倍速がデフォになってます。もったいない要素もあるでしょうが。
— イケダハヤト (@IHayato) 2013年6月4日
観れないんですよねぇ。 「1.5倍速再生」じゃないと、かったるくて映画が観れません - ihayato.書店 http://t.co/LHVmuFa6UI
— イケダハヤト (@IHayato) 2013年6月4日
1.5倍速の人生か。虚しい。我が子は0.5倍速で育って欲しいな。今の時間を大切にじっくり生きたいね“@IHayato: 観れないんですよねぇ。 「1.5倍速再生」じゃないと、かったるくて映画が観れません - ihayato.書店 http://t.co/ASuLyHKkQu”
— 長澤秀行 (@naga8888) 2013年6月4日