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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

プロブロガーという人生をかけた一発ギャグ

新卒フリーランスや会社を辞めてブログ一本で食べていこうとする人の考えが、理解できない。

なぜなら、ブログ運営は「会社員を続けながらできる作業」だからだ。
そもそも、会社員を辞めてブログに集中して、面白くなかったサイトはあるのだろうか? ゼロとは言わないが、ほとんどない。

高知のトマトブロガーさんが公開しているコンテンツも、当初は古民家活用や地域活性などスケールの大きなことを言っていったが、最近はほとんどがコタツ記事(=足を使って取材してないもの)ばかりで、サラリーマンをやりながらもできる内容だ。

私は会社員生活をずーーと続けながら、この日記を10年以上やってきた。
時々、「ブログ一本で喰っていかないんですか?」と尋ねられることもある。全国津々浦々を飛び回り、各地の嫁姑問題を尋ねて回る……といったブログなら、会社員を辞めてフリーになった方がやりやすいが、私の主戦場はインターネットなので、物理的な制約から開放されており会社員を続けながら続けることができる。確かに会社員をやっていると時間はない。前職では、月に20日ほど会社に泊まり込むぐらい忙しい時期もあったが、それでも日記の更新は続けてきた。結局は本人のやる気なのだ。
もし私が会社を辞めて、24時間ブログ運営に集中したら、現状より24倍に面白くなるかというと、そんなことはない。ブログからの収入が24倍になるかというと、その可能性はもっと低い。

人がブログ一本で喰って成功する確率は限りなく低い。ただ、ゲス・ネットウォッチャーとしては、自称プロブロガーはどんどん増えて欲しい。彼らが生活に行き詰まり、どんどん落ちぶれ、足掻いていく姿は、とても魅力的なコンテツだからだ。才能がない連中の、人生をかけた壮大な一発ギャグを見守ろう。こちらは、彼らが首を括るその瞬間まで見届ける覚悟はできている。