クリエイター向けコンテンツサービス「note」(https://note.mu/)。先日「「ウォッチ対象三銃士」が勧めるサービスは危ない」というエントリーを書きましたが、やっぱり実際に買ってみないとダメだな……と反省し、かの有名なトマトブロガーであられる尊師イケダハヤト御大の有料noteを1本買ってみました。尊師も「買わずに批判するなんてオカシイ」(リンク先魚拓)と言ってますし。
どうせなら、面白い有料記事を読んでみたいじゃないですか。イケハヤ先生の有料notoのタイトル一覧を見ても、どれも食指が動かない。飲食店に入ってメニューを見て・店員の態度や雰囲気から「あ、この店は美味しくない予感がする。でも、水を置かれてオーダーを取ろうとするからもう出ることができない!」という感覚に襲われました。あばばば。
やってやろうじゃないの、俺は天下のネットウォッチャーHagexさまだぞ! と自分を奮い立たせて
・「おまえはバカだ」と言われても、へっちゃらな人間になる方法を教えます。
という記事を購入。なんとこれ1本で480円もするんですよ。私の食費3日分ですよ。
炎上ブロガーを自称するイケダハヤト御大が、他人からの攻撃、特に罵詈雑言に対してどのように対処したら良いか書かれた、ありがたーーーい記事のようです。なんまんだー なんまんだー
私もカリスマ・イケメンブロガーとして、よく「このイケメンめ!」「ナイスガイ!」「モテモテ野郎め!」と罵られ心を痛めるので、イケハヤ先輩の対処方法は大変気になるところ。
ポチっとクリックして、画面遷移して本文が表示され読んで見た。驚いたね。凄くビックリした。あまりの内容の薄さに! この薄さ……コンドームメーカーが錯乱してベビー用品を販売しちゃうぐらいのヒドさ。まあ、イケハヤパイセンの通常ブログと同じクオリティなんですが。
そのコンテンツの薄さに反比例して、これを480円で販売するイケハヤ先生の面の厚さに驚愕です。イケハヤさんはコンテンツはツマラナイし、主張はあくびものだし、絡んでも空回りだし、炎上手法は幼稚だし、法律や規約やルールや道徳は無視するは、反面教師の校長先生みたいな人物なんですが、ピコリンがしっかり塗られた鋼のような面の厚さは見習いたいですね。
この有料noteがどんな内容を簡単にまとめてみましょう。
・人間はみんなバカである
・だからバカと言われてもそれは当たり前。バカという言う人が「よりバカである」
・なので気にするな!
・凄いことをやると必ず「バカ」と罵られるので、むしろ勲章と思いましょう
以上です!
その昔、インターネット(紙ベースでもあった)には「みんなが知らないお得な情報を売ります」と、ビジネスがあったんですよ。「激裏情報」とは、まだそのスタイルで頑張っていますね。私も「いったいどんな情報が売られているんだろう?」と思い、手に入れたことがあります。例えば
「女性の裸を毎日タダで見られるうえに、お金までもらえる方法」
といった、男性ならドキドキする手法紹介ですが、これの回答は
「銭湯に就職して番台に座ろう」
でしたからね。
あのときのガッカリ感が、イケハヤ先輩の有料noteを読んで蘇りました。
ありがとう、ありがとう、この480円は私の郷愁を思い出せてくれる金額だったのね……なわけあるか、バカ野郎、金返せ! 腐ったトマトめ! が私の素直な感想です。
noteの有料コンテンツビジネスに対して、マジメなコメントはまた次回!