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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

死んでからも騒がれる男



14年近く仕事でお世話になっている人が亡くなった。

その連絡はあまりにも突然で、メールをもらった時は冗談か成りすましかと思った。
なにせ相手は北朝鮮にイタズラ電話をかけるような人間だ。
残念なことに、その訃報は本当だった。密葬は終え、明日は出棺ということだったので、翌日の朝一で安置所に向かう。その日は朝から雨が降っており、駅から目的地まで歩くのが面倒だったので、タクシーに乗り、待ち合わせの時間ジャンストに到着し、受付で要件を伝えて、部屋に入る。タイミング良く、ご遺族の方がおり、挨拶をして線香に火を付け、鈴を打ち、手を合わせた。
まるで寝ているような姿。声をかけるとむくりと起き上がり、返事をしてもおかしくない様子だった。

仕事を通じて、いろいろと教えてもらった。特に「公開情報からデータを探し出す」心得は素晴らしかった。点と点を結んで情報の急所を見つける、あえて合理性を捨てる、付随情報に注目するなど、さすが情報で食っているプロやり方だった。

彼らしい最後とも言えるが、死ぬには早すぎた。父親が死んだ時よりショックだった。

安置所からでると、雨はやんでおり、駅まで歩いて会社に向かった。