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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

汝の敵を愛し、叩けよさらば開かれん

トピシュ (id:topisyu)さんが、昨日こんなエントリーを書いていた。

相手の立場に立って嫌がらせをすることの難しさ

効果的に相手に対して嫌がらせができない理由として……

これがなかなかできない理由は、想像力の限界がある以外に、
・嫌がらせをしようとする時は自分の不快感が出発点となり、つい自分の不快感を相手にも与えたいと思ってしまい、自分にとって嫌な嫌がらせを選択しがち
・相手の嫌がることをするためには相手についてより良く知る必要がある。そこには単なる不快感だけではモチベーションが足りず相手への愛(尽きない興味)が必要
ということからだと考えています。

嫌がらせをしようとする時は視野が狭まりがちなんですよね。嫌がらせをする時は、広い心と相手への愛を持つように心がけたいものです。

と、書いており、「広い心と相手への愛を持つように心がけたいものです」という一文に膝を叩いた次第です。

私は嫌がらせをしないですが、ガソリンをバラまく作法と似ていたので、まとめたいと思います。

(1)相手の情報を徹底的に集める
ブログやTwitterなど、相手に関する情報であれば、時間が許す限り読み込んでいきます。その際に
・この人の弱点はなんだろう?
・どんな人間なんだろう?
・個人情報について書いていないかな?
と注意しながら読んでいくと効果的です。私の場合、情報をまとめていくと時間がかかるので、気になったページはリンクだけをメモしていきます。

(2)相手になりきる
大量の情報を仕入れたら、それらを元に相手になりきります。
例えばターゲットがももクロ好きなら「今度のコンサートはどこだっけ? メンバーのブログやTwitterをチェックしよう」、家族と同居しているなら「ああ、もうすぐ夕食だな。母親は今日スーパーで特売の肉を買っていた(ターゲット母のTwitterでチェック済み)のでカレーかな?」などなど、本人になってしまいます。そうすることで「想像力の限界」を突破することとが容易になります

(3)そして相手にとって嫌なことを考える
トピシュさんは「嫌がらせをしようとする時は自分の不快感が出発点となり、つい自分の不快感を相手にも与えたいと思ってしまい、自分にとって嫌な嫌がらせを選択しがち」と指摘しており、これはその通りです。しかし、(1)と(2)を実践した状態では、私は相手なのです。いま、相手にとって嫌なことは何か……と突き詰めて考えていくと、新しい手法が見つかるはずです。

正直、ここまでやるには「愛」がないと、できないと思います