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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

犬の躾はできていて当たり前!

ドイツの犬が怖いデイリーポータルZ
上記のデイリーポータルの記事は「ドイツの犬はでかくて怖いが、躾ができている」という内容。
その昔、ドイツに1ヵ月+オランダに2日間滞在したことがあるんだけど、確かにみんなでかい大型犬を飼っている人が多く、電車やバスのなかにも平気で一緒に乗り込んでくる。
小学校の時に白い子犬におっかけられて、泣きながら校庭を走って逃げたイヌ嫌いの佐古くん(仮名)だったら、このシチュエーションに出くわすとおそらくショック死するだろう。
で、ですよ。本当に驚いたのは、どの犬も躾がしっかりとできていると点だった。普通の人はもちろん、駅で常に酔っぱらっているホームレスの親父が、自衛のためかでかい犬を3匹とか飼っており、この犬の躾がきちんとできていた。その「ビシ」としたしっかりした感じは、飼い主より勝っていた。
また、大麻とポルノと芸術の街であるアムステルダムにいったときも犬のしつけができている光景をよくみた。
印象的だったのは、アムステルダムの公園でぼけー っとしていると、刺青ばりばり、頭はドレッド、ごつい白人の兄ちゃんが、真っ赤な眼で大麻吸い吸いコロッケを齧りながら犬の散歩をしていた。この兄ちゃんは知人とばったりあい、話こんでしまう。無意識に片手のコロッケを犬の目の前に出したんだけど、この犬が全く欲しがらないし動じない。もしかしたらコロッケが死ぬほど嫌いな犬だったのかもしれないが、「見た目があんなだらなしない兄ちゃんでも、犬がしっかりしている!」と驚いたもんだ。
以下、私の推測なんだけど、ドイツ・オランダで「犬のしつけをきちんとする」ってのは「ご飯を食べる時は手を洗う」「人とあったら挨拶をする」レベルの常識なのではないか?
「欧米を見ならえ!」というのはアホの一つ覚えみたいで嫌なんだけど、この常識はぜひ日本にも定着してほしいな〜 と日本で飼われているキャンキャン鳴く、馬鹿な犬を見るとシミジミ思う。
犬の飼い方に関して、ドイツでは「主」と「従」がはっきりしており、日本では愛玩として限りなくその境界があいまいということも感じたんだけど、まあ、それはまたいつかの機会にでも。