今年の6月5日に「光文社のVERY編集部のTwitterアカウントがアホな発言をしたため、みんなから呆れられるという事件が発生」した。この件では、漫画家の瀧波ユカリ氏がTwitterでいろいろとツッコミを入れていた(上記リンクを参照)。
瀧波氏はVERY8月号でエッセイを書いているのだが、そのことについて、7月19日に社会学者の古市憲寿氏がTwitterで瀧波氏にツッコミをいれていた。2人のツイートを以下まとめてみました。
古市憲寿氏
僕は人を判断する一つの基準として、2011年3月11日から数週間のツイートを見るようにしています。あ、そういう人なんだってのを端的に表している。
ちなみに僕は地震で吊り橋効果が働かなかったことを嘆き、みんながどこか行ってしまって仕事にならないことを理由にしばらく新幹線旅行してました。
「人を判断する基準のひとつとして3.11からの数週間のツイートを見るようにしている」ってツイートを見たんだけど、私はそれはちょっとおそれ多くてできない。大災害の只中にある人の肉声に近いものを、落ち着きを取り戻した未来の世界から眺めてジャッジするのは、フェアではない気がする。
2013-07-19 01:12:34 via web
野口健さんは「「娘が彼氏を連れてきたら悪天候の冬山に連れて行く。本性が現れる場所だから」とインタビューで言ってる。これはちょっと意地悪だけど、お互いがお互いの本性を見据えることができる方法だから、ずっとフェアだと思う。
2013-07-19 01:13:19 via web
「災害の時に人の本性が現れる。だから本性を知りたければその人のその時の動向をチェックする」ってことに全く抵抗を感じない人がいるとしたら、そんな人の本性が、私は怖い。
2013-07-19 01:18:11 via web
@takinamiyukari ツイッター上で炎上した媒体で、さくっと仕事してしまえることのほうが怖かったです。
2013-07-19 10:59:08 via Twitter for iPhone to @takinamiyukari