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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

防毒マスクに防塵スーツ! 完全防備でお掃除

諸事情で、難易度の高い部屋を掃除することになった。長年積もった塵や埃が、気管に侵入、体についたらよろしくないため、完全防備で掃除をしました。その際に使用したグッズのレビューをしたいと思います。


著者近影 イケメンぶりが伝わる素敵写真


●防毒マスク「3M 防毒マスク 半面形面体 6000」


3M 防毒マスク 半面形面体 6000 ミディアム 国家検定合格品 6000M

本格的な防毒・防塵マスクを買うことがなかったんだけど、選定してみるといろいとポイントがあった。

・国家検定合格品を選ぶこと
サバゲーやファッションなら見た目で選んでいいけれど、有毒物質除去やクオリティを求めるなら、「国家検定合格品」の商品を選ぶこと。ネットでは中国製の「見た目はかっこいいけど、性能はよーわからん」といった商品がゴロゴロしているので気をつけること

・顔にフィットしたものを選ぼう
防毒・防塵マスクは顔全体、もしくは顔の下半分をすっぽりと覆おう形状となっている。サイズを間違えると、隙間が出来て有害部室を吸い込んでしまう。購入を考えている製品のサイトには、たいていサイズチェックの方法が掲載されているので、要確認。

・吸収缶が必要
防毒マスクを買っただけでは意味が無い。吸気缶と呼ばれる有害物質を除去するフィルターを別途購入しないといけない。

・酸欠に気をつけよう
防毒・防塵マスクをつけることで、キレイな空気は吸える。しかし、酸素がすくない場所だと酸欠を起して死んでしまう。酸素ボンベがついた防毒・防塵マスクもあるが、そこまでの装備が必要なシチュエーション、果たして素人が挑んでよいのだろうか。

いろいろな防毒・防塵マスクを探しましたが、お値段も手頃(2480円)でAmazonの評判も高い「3M 防毒マスク 半面形面体 6000 ミディアム」をセレクト。吸気缶はどれを選んで良いのかが悩んだけど、「3M 吸収缶 デュアルタイプ 有機ガス用 6001/5911-S1」(1800円)を選びました。


3M 吸収缶 デュアルタイプ 有機ガス用 6001/5911-S1

実際に使ってみたけど、これは凄い。現場はニオイが強い場所だったんだけど、これを装着するとまったくニオイがない。そして、鼻と口をキレイに覆っているので、呼吸が楽。特に排気の機能が優れている(真ん中の丸い部分から排気される)。普通のマスクをつけて作業をしていると自分の吐く息の熱で顔がドンドン熱くなるのだが、この防毒マスクだと息がキレイに外に出されるので、顔がのぼせない。今回の作業で最後の方に、3Mの簡易型防じんマスクをつけてたのだが、一瞬で熱中症になりダウンした。

●防塵スーツ 「デュポン タイベック防護服 M TV3」

室内自体が埃・塵が大量に舞う現場だったので、その対策は必須だった。そこで、原発作業員も使っている防塵スーツを購入。いろいろな種類があるが、値段も安く(1着 1340円)評価も高い、「デュポン タイベック防護服 M TV3


デュポン タイベック防護服 M TV3

柔らかい不織布のような素材ができており、とても軽い。フロントのジッパーを開け閉めすれば着脱は簡単。手首・足首・顔が出る部分にははゴムが入っており軽く締め付けられる。着心地はいいけれど、水分を通さないサウナスーツみたいなものなので、暑い場所での作業は脱水症状に要注意。中に着る服も吸水性のよい素材を選んだ方が快適。

●防塵グラス 「スワン セーフティゴーグル密閉タイプ」

眼の保護もしなくてはいけないので、ゴーグルも購入。たくさん商品があるので、悩んだけれど安くて評判がよい「スワン セーフティゴーグル密閉タイプ YG5090HF」を購入



スワン セーフティゴーグル密閉タイプ YG5090HF

軽くて顔にフィットし、後ろのゴムバンドも太いので後頭部が痛くならなかった。しかし、作業を進めていくと、汗と熱で内側が曇ってきた。そんな時は体が熱くなっているので、外に出て休憩をしていた。内側に曇り止を塗っていたら、もっと快適に作業ができたかもしれない。


その他、腕まで保護するゴム手袋を装着、お風呂場掃除で活躍の防水スリッパをはいて作業に挑みました。暑さが辛かったけれど、それ以外は快適。しかし、休憩の時、このスタイルで外で休んでいると、道行く人が「え、なに!」と驚かせてしまうのは良くなかったですね。反省。


お疲れ様でした!