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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

放火犯を目撃した



先生ダメじゃん!
今までにあった修羅場を語れ

844 :名無しさん@おーぷん:2014/05/06(火)00:41:38 ID:OwwbyWQ3F
微妙にフェイクも入れてるけど、今から20年近く前の事。
当時我が家の近所では、ちょっとした放火事件が相次いでいた。
といっても本当にちょっとしたもので、「収集所に出されていたゴミが1袋燃やされる」「道端で火を起こした焦げ跡が残っている」
くらいの、子供のイタズラとして片付けられるようなレベル。
それでも危険な事に変わりないから、という感じで、注意喚起が回覧板で呼びかけられたりしていた。
以上が前提。
小学校高学年だった私は、毎週土曜日の放課後、隣町まで習い事の教室に通っていたので、その日も自転車で教室に向かっていた。
途中、人通りのほとんど無い道で、水の枯れた用水路に向かってしゃがみこんでいる男性を見つけた。
最初は「気分でも悪くて吐いてるのかな?」と思ったので、自転車を降りて声をかけようとした。
でも、新聞紙を用水路に詰めて、何かの容器みたいなものとチャッカマンを握り締めている姿を見て、(…この人が放火犯なんじゃない?)
そう気付いた瞬間、男性が顔を上げてこっちを見た。
眼鏡をかけた若い人だったけど、青より白に近い顔色で、表情が無かった。
全くの無表情で、ただ黙ってこっちを見ているだけ。
でも却ってそれが怖くて、慌てて自転車に飛び乗って一気にペダルを踏んで、大急ぎでその通りを走り抜けた。
そのままの勢いで教室に飛び込んで「放火犯っぽい変な人がいた!」と叫んでしまったので、教室に集まっていた他の子達は大騒ぎ。
先輩や同級生達に囲まれ、見たままの事を説明しているうち、誰かが「警察呼んだ方がいいんじゃない?」と言い出した。
そうだよね、放火犯だったら通報しなきゃだよね、と皆でワイワイ言い合っていた…ら、突然背後から、「うるさいっ!」という怒号と、あまり痛くなかったけれどゲンコツが降ってきた。
振り返ると、初めて見る顔の中年男性(Aさん)。顔を真っ赤にして目を剥いてこっちを睨みつけていた。
「俺がこうして習いに来ているのに集中できないだろ!教室では静かにしろ!ここは騒ぐ所じゃないだろおおおおおおお!!」
そう吠えたAさんが誰か分からないままだったけど、確かに「教室では静かに」というのは正論だった。
だから皆で謝って、Aさんの隣にいた先生にもう一度事情を話して通報してくれるように頼んだところ、「必要はありません」
という返事が返ってきた。
「どうせ子供が大げさに騒ぎ立てているだけに決まってます」
「せっかく初参加の生徒さん(Aさんの事らしい)がいらしてるのに、あなた達が騒いでいては教室の印象が悪くなるでしょう」
「大体、こんな明るいうちから、放火なんて目立つ事をする人がいるはずが無い!」
挙句の果てに「そんな嘘までつくなんて!やる気がないなら帰りなさい!」とまで言い出した先生に一同唖然。
嘘じゃない、本当にそんな人がいたんだと訴えても、不愉快そうな相槌を適当に打った後は私達を無視して、「子供達がすみません~、普段はあんな嘘ついて大騒ぎするような子じゃないんですけど~」とAさんのフォローに付きっきりの先生に
一気に不信感が募って、数ヶ月後には私を含め何人かが教室を辞めた。Aさんは2回目以降見なかったから、多分すぐに教室を辞めたんだと思う。
ちなみに、家に帰った後で親に話して一緒に現場を見に行ったら、少しだけだけど火を着けたような跡(新聞の燃えかすとか)が残っていたので、念のため警察に連絡してもらった。
放火犯は結局捕まらなかったはずだけど、あの時先生が通報してくれていたらもしかして捕まえられていたのだろうか、と今でも思う。
小さいけれど今でも時々思い出す修羅場でした。