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Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

LIGの秒速結婚エピソードはゲスな話であって感動的ではない

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全国300万人のHagexファンのみなさんこんにちは!
昨日ネットで話題になった「結婚のご報告。30年彼女がいなかった僕が、秒速で結婚できた理由。」ってエントリーみた?
これはオモコロみたいなWeb制作会社「LIG」の部長が主人公で、彼は30歳だけど今まで彼女がいなかった。そこでこの前のエイプリルフールに「紳さんこと、株式会社LIGメディア事業部・部長の竹内紳也が嫁を募集します。」というページを作成したところ、なんと「即日結婚したい」という女性が現れた。彼女が勤めている会社に、打ち合わせと称して部長は行き、プロポーズし即座に婚姻届を出しに行ったというエピソード。
まずはじめに断っておきたいのは、このストーリーは面白い。だけど、狂っている。俺もみんなも狂ってるやつは大好きだよな! でも読んでいてモヤモヤしていたので、その原因を探ってみた。
■狂い1 女性からのアプローチ
ロミオメールや勘助エピソードを知っていると、この女性は味わい深い。会ったこともないのに「ユーモアのある人」「心から尊敬できる」なんて、男性に対して書いちゃってる。まあ、本音は……

父親もガンで亡くしています。他界する直前に、父親が祖母にかけた言葉は、「天国に来る時は、◯◯(私)のウエディング写真をもってきて」という一言だったそうです。「天国にいる父のためにも、祖母にウエディング姿を見せたい」そう思った時に、今まで遠い存在だった「結婚」というものが、ぐっと近づいてきました。

うむむむ。これって別に竹内さん(LIGの部長)じゃなくてもいいのでは…… しかし、お婆ちゃんも会ったこともない人と、いきなり結婚を望んでいるのかしら…

自分の直感には、とっても自信があります。というより、「直感」で選んだものを、自分の力で「正解」にしていくことが得意なんだと思います。

直感と上杉隆は信じるな… と俺のばっちゃんが言ってたけど人それぞれなんでしょう。しかし、会う前から直感って…

あと関係ないけど

人生における仕事のプライオリティーが、他の女子よりも、たぶんちょっと高い私は、そういう生き方にも納得し、ここしばらくは彼氏も作らず、それなりに充実した日々を送っていたと思います。

という一文が俺のゲススピリッツに直撃したね!

■狂い2 部長からのアプローチ
個人的には、この女性の企画書はかなりストーカーチックだと思うのだが、部長は「恋に落ちました」と書いている。これはやばい! そして「プロポーズ企画書」を作るのだが、

一生大切にしますので、僕を信じてください。永遠の愛をここに誓います。

え、会ってないのに永遠の愛を誓うって! もし、オモコロのスタッフが面白半分でいたずらしていたらどーするんだろう。

一度も会わぬまま、結婚の意思を確認したのです。
こうして、僕達はお互い一度も会わぬまま、結婚する意思を固めたのです。
しかし、そこに不思議と迷いはありませんでした。会ったことも無い人に対して、どうしてここまでの感情が生まれたのか…。それは今でも分からないのですが、使い古された言葉で表現するならば、「運命」だったのかもしれません。

「運命」…! ベートーベンもびっくり。
その後、部長は企画書もってプロポーズを成功させ、「予め用意しておいた指輪をプレゼント」するんだけど、指輪のサイズをいつ計ったの? そして指輪プレゼント後の写真を見ても女性は一切指輪をはめてないけど、なぜなの? と細かい疑問がでるが、2人が幸せなら問題ナッシング。
って、オイドンが言いたいのはここからだ!

■これって感動エピソードなの?
Twitterはてなブックマークの反応を見ていると「感動しました」「いい話です」「涙腺が崩壊しました」という、コメントが意外とあってビックリした。え、これって社会常識のなさを楽しむ「キッチン★ガイズ」のエピソードだよね?
しかし、感動した人はしょうがない、だってこのエントリーの構成は「前半はキチガイ」だけど、「後半は感動しようぜ!」という作りになっている。ずるいな〜 だから読んでいてずっとモヤモヤしたんだな。

なぜこんなズルイ作りになったか、それは女性の職場が「はあちゅう」でお馴染みの「トレンダーズ」(http://www.trenders.co.jp/)ってのは大きいのではないか。はあちゅうさんは今回の事件を以下のブログにまとめている。
弊社にて奇跡が起きた件。〜秒速で結婚できた理由〜はあちゅう主義。
彼女のエントリーを読むと、せっかく部長が人生をかけた、いや戸籍もかけたギャグが陳腐な感動エピソードになっており「え、これって結局トレンダーズのステマなの」という気持ちになってしまう(はてブでも似た感想を持っている人が多かった)。
もったいない。
もし感動路線にするなら、「まともな人」を登場させるべきだった。「Mさん(プロポーズされた女性)、あなたいきなりそんな人と結婚していいの!」と、彼女の友人を出すだけで、ゲスから感動へのチェンジは自然になる。「わたし、部長が運命の人なんです!」的な展開になれば、盛り上がるだろう。前半のゲス路線のスピードで感動カーブに突っ込んでいるから、おかしくなっている。

そして、オチを感動にしちゃったから、エイプリルフールのネタが凄く生々しいものになっている。
「嫁に希望する条件」で20歳〜35歳の女性の方、将来、長野県の田舎で一緒に暮らせる方、300万円を超える借金をもっていない方。
「下記の条件にあてはまる方、歓迎します」は、会社の広報担当の方、おっぱいが大きい方、美味しいホワイトソースが作れる方… こんな条件を「彼女いない歴=年齢」の男性が、発言小町に投稿したら、どうなるか… みなさんわかるよね(*^ー^)ノ