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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

サンドバッグ彼女

しかし、もてない男性の思考回路はどれも似ているな〜
・【トリ付け必須】ロミオメール47通目【トリ無しスルー】

943 :名無しさん@HOME ◆SVyBdZdMSU:2012/05/20(日) 03:00:32.36 0
ここを読んで、ああ、あれはロミオだったのね!とひらめいたので、投下してみる。
まだ固定電話とポケベルしか無かった頃の話。
(短くしようと頑張ったんだけど、慣れないせいか長くてゴメン)
今思えば確かに、付き合ってる頃から変だった。
私が重い荷物にふーふー言っている時でも、「他人に文句を聞かせるな。重いと言うな」とドスをきかし、一緒に行った旅行先で自宅の鍵を無くしてオロオロしている私も無視、困り続けていると「だったら早く鍵屋に電話をかけて手配すればいいだろ!」とキレた。
そういう個人的なことを、オレに聞かせるな!だそうです。
それで、帰った日は着の身着のまま大学へ行って床に新聞紙を広げて寝た。
(帰り着いたのが遅かったので鍵屋は間に合わなかった)
極めつけは、元カレは30過ぎて私が初めてだったが、私の方は処○じゃなかったこと。
それを、ことあるごとに持ち出されてはネチネチと責められた。べつに浮気したわけじゃないのに…。
元カレの脳内では、私=処○じゃない=アバズレ=オレは騙されている!と変換されたようで、当時資格をとるため必死だった私のもとに、傷心旅行にでかけた元カレから
「オレはアソビ女に騙されているのか…」などの自問自答絵ハガキが毎日送られてきた。
当然「がんばれ」なんていう言葉は一言もなし。
それでも自分は、この人こそ私と一緒にいてくれる人、と信じ込んで疑っていなかった。
本当に目が曇っていた。
怒られたので切ります…

944 :2/4 ◆SVyBdZdMSU:2012/05/20(日) 03:03:33.37 0
続き
その後無事資格をとった私は、夢をあきらめたくなくて、資格を生かせる都市へ出た。
元カレは地元へ残り、遠距離になった(飛行機で2時間の距離)
でも、私の勝手で遠距離になった負い目もあり、元カレに毎日電話をかけては
「今日はこんなことがあったよ」「今日はこんな人に会った」と報告した。
が、電話をかける度に元カレはひどく怒って
「なんでそんな関係ないことをオレに聞かせるんだ!」と罵倒した。
「お前がそっちで何をしようと、誰に会おうと、オレには関係ない!」
それでも、関係ないと言われるのが寂しくて、毎日泣きながら電話をかけた。
毎日電話ってのは、実にウザかっただろうなあと深く反省している。
ちなみに元カレからは1度もかかってこなかった。
それで、電話をしては「関係ない!」と罵倒される日々が続き何ヶ月か経った時、本当に突然、何かが降ってくるみたいに、………そうか、関 係 ナ イ んだ!! とひらめいた。
それっきり私は電話をしなかった。元カレからもかかってこなかった。
何かがふっきれた私は、新しい人たちの間にとけ込んで元気になり、そのうち新しい彼氏もできた。
新彼と付き合って半年くらいして、そういえば元カレとはっきり別れてないじゃんと思い出し、元カレから借りっぱなしの物をダンボールに詰めて
「新しい彼氏ができました」という手紙も入れて送り返した。
その時に1回、元カレから「そうなんですね」といった手紙が届いただけ。
続きます

946 :3/4 ◆SVyBdZdMSU:2012/05/20(日) 03:05:01.89 0
続きです
そして2年が経過、新彼とは順調に進んで式の日取りも決まり、地元の友人たちにも招待状を出した。
それが共通の友人から元カレに伝わったらしく、突然、元カレから2年ぶりの電話がかかってきた。
ナンバーディスプレイもない時代だから、思わず出ちゃったよ。
開口一番、「オレはまだ別れたつもりはない!!」と叫ばれたよ! エエエエ ( Д ) ゚ ゚
「キミが迷っているなら、オレは式場に行ってキミを奪う!」
「結婚というあきらめに逃げ込もうとしているキミを、オレが救う!」
元カレの頭には、映画「卒業」のBGMが高らかに鳴り響いていたんじゃないだろーか。
いやもう、目玉ポーン ( Д ) ゚ ゚
べつに迷ってないしあきらめてないし、彼氏できたってちゃんと連絡したし。
だいたい2年間放置でコノヒト何ヲ言ッテイルノー?
それに後から思えば、何が起こってもネチネチと、最後は私が悪いということに持っていかれてたんだよね。
処○じゃないとかさ。
当時は私もエネme突っ走っていたけど、今はもう目が覚めたから。という話をしていたら、「もうキミのせいにはしない!絶対しない!」と鼻息荒いそばから、「キミはオレを誉めすぎた!」(だから2年安心してたってこと?)
「オレに期待をもたせたキミが悪い!」と始まったので、「ほら」と指摘したらトーンダウンした。
すみません、あと1回だけ続きます。

947 :4/4 ◆SVyBdZdMSU:2012/05/20(日) 03:09:00.56 0
しえんありがとう…
これで最後です。
それからはお約束の「あの時☆☆してくれたね」「キミはこんなことも言ってくれたね」
などの泣き落としが延々と……。
「でももう結婚決まったから」「ヨリを戻す気ないから」と繰り返しても、元カレには全然ヒットせず…。
しかし4時間も経過したところで、さすがにこれはいけないと思い、1発で電話を切れて2度とかけてこないセリフは何だろう?と考えた末、「あんたと一緒に不幸になる気はない」と言い放ったところ、オレと一緒になることこそ(私)が幸せになる唯一の道、と信じて疑わない元カレのプライドに
クリーンヒットしたらしく、やっと涙声であきらめて電話を切ってくれた。
 その後、元カレは地元の共通の友人に凸して
一晩中「あいつほどのイイ女はいない」と泣いてグダグダやったらしく、結婚式の時に「あの後大変だったんだからー」と友人に愚痴られた。
(そこまでイイ女じゃないのに友人ごめん)
あの頃実家で不幸が重なって、淋しくて淋しくて人を見る目が曇って、ヘンなのに引っ掛かってしまったのが、私の今までの人生で最大の汚点です。
書き出してすっきりした、ありがとう!!

953 :943 ◆SVyBdZdMSU:2012/05/20(日) 04:06:22.98 0
ああ、こんな時間に読んでもらえて、乙って言ってもらえて、初めて吐き出したものが肩の荷が下りたというか、背後霊を除仏できたというか、嬉しい!ありがとう!
サンドバッグ…と言えば、私の方が「オレをサンドバッグにしてる!」ってしょっちゅう責められていたんだよ。
「どうして関係ないの?」「どうして電話かけちゃいけないの?」ってよく喧嘩してたから…。
でも私の方がサンドバッグだったのかあ……! なんか目から鱗だー!
文章へたでうまく書けなかったけど、ロミオ電話を4時間も許してしまったのが、今も悔いてるところ。
そういえば、元カレは実父をすごく嫌ってて、父親が定年したら濡れ落ち葉になるんじゃないかと母親が恐れてる、ってよく嘲っていたけど、嫌いなお父さんより先に濡れ落ち葉やっちゃったね、と。
親子関係もグダグダしてたみたいだったし、へんに歳を重ねてしまった人だったのかも。