こういう話は個人的に好きです!
・【窃盗】発見!泥棒〜手癖の悪いママ136【万引】
735 :名無しの心子知らず:2011/03/09(水) 20:38:29.82 id:bSx+oqPF
クーポン話きっていい?とはいえオカルト色濃いからどうしようか迷ってるが。
泥棒が母子、被害者は嫁。盗まれた場所は産婦人科。
出産のために入院してた嫁が、枕元に置いてた人形をとられた。
あまり私物は持っていけないけど、これだけは、とわざわざ持っていった、15cmくらいのぼろぼろの人形。
それを目の前で、部屋に突入してきた泥子が持っていったらしい。
返して、というもクソガキは腹を殴る真似をしたりして逃亡、母親からは因縁つけるな、こんな人形一つぐらいなんだと文句をいわれ、看護婦からも、もうすぐ母親になるんだから寛大な心を持たないと、と諭され泣き寝入り。
俺も文句を言ったが「現場も見てないくせに泥棒扱いか!」と一蹴。
嫁をなぐさめることしか出来ず腹ただしかった。
747 :名無しの心子知らず:2011/03/09(水) 20:51:51.28 id:bSx+oqPF
無事娘が生まれ、退院の時にも泥子がわざわざ「人形返さないからね」と言いに来た。
嫁は気付いてなかったが、俺は(大人気ないと分かっていながら)
「泥棒はぜったいに許してもらえないんだよ、覚えとけ」とにらみつけて言った。
泥子は泣きながら逃げてった。泥母はわざとらしく「ああいうのが虐待親になるのよ!」とか大声あげてた。
それから泥母一家、自損事故、病気、身内の不幸と立続けに続いた。
「人形の祟り」らしいので、こっちに引き取れと産婦人科経由で言ってきた。
正直胸糞悪かったが、大事な人形なので。引き取りの際に
阿呆なことを吹聴するな、こっちに直接接触しようとするな、という文書に署名押印させた。
人形は無事我が家に戻ってきた――――はずなのだが、気がつくと泥家に戻っている現象発生中。←イマココ。七回目。
「なんで返すのよ!」と言われたが、こちらはそっちの家すら知らないし、完全な密室の中に戻ってたり、火に突っ込んでも燃えなかったり、いきなりテーブルの真上から鍋にダイブしたりと、「ネタだろ、それ」と言われるようなことをくり返しているらしい。
あれ、姉貴の形見なんだよな。
姉は手癖の悪かった実母でめっちゃ苦労した人だから、泥棒を平然とやる
泥母子が気に入らなかったんだろうなあ。
とりあえず止めようもなく伏せぎようもないが、唯一教えた携帯がじゃんじゃか鳴るのがとてもうるさい。
761 :名無しの心子知らず:2011/03/09(水) 21:07:18.67 id:bSx+oqPF
ちなみに諭した看護師は、泥母のお友達だったそうです。
人形返却の際に産婦人科で聞いたのですが、この時期に何故か蜂に追い掛けられ、逃げる途中でこけて足折ったとかで、休職してました。
↑これが産婦人科内での話だったので、すっかり呪の人形話は有名に。
(蜂が見えたのはその看護師だけだそうですが)
うちを教える気もなく、産婦人科も「紹介状書くからもううちには来ないで」と
関わりたくない気全開だったので、実際の返却は友人を間に挟んで行いました。
(最初の連絡だけ産婦人科経由で、あとは友人と俺携帯経由)
失敗したかなーとちと後悔中。
姉の形見で、姉があんたら許してないんだろう的な話はしたのですが、「なによ!謝ったわよ!」って叫んでるうちは駄目だと思う。
769 :名無しの心子知らず:2011/03/09(水) 21:31:59.62 id:bSx+oqPF
すまんねこれで引っ込む。泥母も泥子も反省なしっぽい。
近所では「手癖が悪い」「家にあげるな」って評判だそーですので。
姉の形見の人形はもう一体あって(大きかったので家に置いてたが)
ときたま猫が懐いてる。娘も人形のほう見て笑ってることがある。
仏壇に「程々で許してやって」とは手を合わせたものの、実母の時はもっといろいろやった姉だから、今度も1年くらいはかかるんじゃと思っている。
(変に冷静なのは、姉絡みのオカルトは実母で経験済だから)
783 :名無しの心子知らず:2011/03/09(水) 21:54:52.89 id:bSx+oqPF
また出てきてしまった。
実母は万引き常習で、最終的に同級生の父親を盗んでトンズラした。
離婚を話し合いなしで無理矢理成立させ、その父親と再婚してたらしい。
その母が、姉が亡くなったときに何故か遺産を取りに来ようとしたらしい。
(父はその数年前に亡くなっていたので、合わせてチョーダイって電話がきてた)
警戒はしてたものの姿を現さなかったので、やっぱ口だけかと思ってたら、来ようとしたが、ことごとく失敗したんだとあとで恨み節吐かれた。
車に乗ればエンスト・パンクの連続、しまいには動かなくなる(原因不明)
電車に乗れば事故で止まり、該当駅で降りられない事態が発生。
しかし諦めずに突撃をくり返し、着いた元我が家は取り壊してる真っ最中。
近所の人が「絶叫してたよ」と連絡くれた。
母は頭回ってなかったっぽいが、すでに葬式から一ヶ月近く立ってた。
そのあと一年近く「同居しよう」「遺産頂戴」「孫がうまれるの?」
などとうるさく、実際に突撃もくらいそうになったが、ことごとく手前で回避してる。
空港トイレたてこもり事件とか、列車置き去り事件とか、「ネタ?都市伝説?」みたいなことをやらかし続けたがうちには来れず。
最終的に、母の携帯に姉の声で「あんた、いい加減にしなさいよ」と
かかってきたらしく諦めた。
ホントはその前に、電車でやらかしたスリが発覚して二度目の離婚の危機に。
こっちに関わってる場合じゃなくなったってのもあるだろうけど。
→その後のエピソード「お姉ちゃんは見ている…その後」