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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

良い人か悪い人か? 結局自分で判断しなくてはならない

最近、いろいろな人に会っている。
単なる情報交換ぐらいの簡単な交流では問題ないが、ビジネスだったりお金が絡んでくると「この人は信頼できるか、できないか」が大事になってくる。

しかし、会ってすぐにそんな判断をするのは難しいけれど、それをやらないといけない。

第一印象だったり、その人の話す内容の真実性を元に決めないといけないけど、第三者にその人の評判を聞くのがてっとりばやい。
しかし、この「第三者の意見」というのがやっかいで、話す人によって言ってくることが全然違うことがよくある。Aさんは「あの人は信用できる!」と断言するも、Bさんは「アイツは詐欺師だ」と怒りながら評することも珍しくない。そして、それを聞いた私は混乱する。どっちが正しいんだ?
組織であれば信用調査会社を使ってリサーチすることも可能だが、個人だとそれも難しい。

私が大学生のころ、某企業の契約社員もしていた。仲の良かった上司が社内研修用の教育プログラムを「禿田くん、やっておいて。ギャラは1回5000円で」という条件で、教材を読んでレポートを代わりに書いていた。
管理職の教育プログラムだったが、印象的だったのは「部署が変わる際に、部下達の評判を事前に信じてはいけない」と書かれていたことだ。
新しい部署に移るマネージャーは、いったいどのような人間が部下になるのか不安なもの。そんな時は前任者や、周辺の人間からついつい各人物の評判を聞いたり、聞かされたりするものだが、それはダメな行為だと断言していた。事前に情報が入ってくると、正しい判断がくだせなくなる。自分の目で見て、冷静に評しなさいと指摘していた。
この指摘は正しい。代打でレポートを書いていたときも「なるほど!」を思っていた。が、今思い出すと「自分の目で見て、冷静に評す」ための具体的なテクニックやアドバイスが書かれていなかった。それが一番大事なのに!

そして、最近個人的な判断材料の一つにしているのは「結婚の有無」。結婚している人は基本的にはパートナーと上手にやっているのでコミュニケーション能力には致命的な問題もなく、お子さんがいる人はいろいろと頑張らないといけない。この日記では結婚していてもダメな事例を多数紹介しているが、それはやはり例外(だから、この日記が読まれているわけで)。

若いころは「結婚の有無で人を判断するのはナンセンスだ!」と思っていた。今もそう思っている。が、結婚の有無で人を判断するのではなく、「結婚状態が続いている」というのは、私の信用ポイントがプラス1、お子さんがいればプラス1、お子さんとの関係がうまくいってればプラス1(子供との関係が上手くいってるかは、誕生日やどんなことが得意か、その子のパーソナリティを尋ねればだいたいわかる)と、材料にしているのだ。
誤解されないように繰り返し書くが、「結婚していないからマイナス」ではない。

第一印象、話し方、雰囲気、姿勢、服装、髪型、知識量、配慮、知性、体力、年齢、婚姻、子供の有無……短い時間のなかで、履歴書も職務経歴書も手元になく、手探り状態で判断するのは楽しくもあるけど、面倒だ。