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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

迫力あるクレープ屋

映像が目に浮かぶ投稿。
・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その12

124 :名無しさん@おーぷん:2016/03/10(木)12:39:25 ID:N4z
子供心に衝撃だった話
当時小4の私は4歳の妹を連れて花火のお祭りに来ていた
お祭り会場は人でごった返し、どこの出店も長蛇の列
私と手を繋いでてちてちついてくる妹に何かを食べさせてやりたくて、私は花火が始まるまでに買えそうなお店を探していた
すると閑古鳥のないている店が!
看板にはクレープと書いてある
「ここだ!」と思ってお店に駆け寄ると、そこには割烹着を着たリーゼントとスキンヘッド
二人共眉毛がない!
リーゼント「っしゃー!」
スキンヘッド「っハッ!」
眉間にシワを寄せ叫ぶ割烹着たち
「おう、客か?」
割烹着たちの声を受けて、幕のウラからシマウマスーツが現れた!
ポカンとして何も言えない私を見て、シマウマスーツが割烹着たちに怒鳴りつけた
「ッタァかんげーや!ビビっとるやねーか!」
(私ビビってるとおもわれてるー!)
何故か私はビビってると思われるのはいけないことだ!と思い、キリッとした顔をして(実際にできていたのか不明)
「花火が始まるまでに妹に美味しいクレープを買ってあげたいです!」と負けじと大声を出して張り合った
それを聞いてシマウマスーツと割烹着が「1丁!」「へいっ!」「へいっ!」と掛け声
「おねーちゃんはいらんのか」と言われ、私は親から預かった500円を差し出した
クレープは一個300円
シマウマスーツは「おう!」と掛け声、割烹着は「シャッす!」と応える
生地を焼くスキンヘッド、盛り付けるリーゼント
二人共手際よくクレープを2つ作って私と妹に一個ずつくれた
困惑する私にシマウマスーツは「ここの台に乗って食べぇ、花火もここから見たらええ」と店横の高さ1メートル超えの荷台の上に座らせてくれた
私と妹が「おいしいねえ」「うん」ともぐもぐ食べていると、食べ終わる頃にはお店に列が伸びていた
花火が始まる頃にはシマウマスーツがジュースをくれた
花火が終わっても割烹着は忙しそうでシマウマスーツは消えていたので、こっそり500円玉をお金を入れている箱の上に乗せて帰った