Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

LIGに乗り込んでダメ出ししてきたぞ

「ハックルの屈辱」再び!?

目の前にはお茶はある。しかし、すぐに引っ込められた。こ、これは新手の嫌がらせなのか!

訪問先で「お茶が出る、出ない」はインターネット作法道において非常に重要なことである(試験にでるぞ!)。かのハックル大聖人が「はてな」に訪れた際にお茶が出なかった故事、世に言う「ハックルの屈辱」が有名である。ちなみに俺は、はてなに2回ほど訪れたが、お茶は出た。その際2回とも「はてな、ちゃんとお茶を出すんですよ」とコメントしていたのが印象的であった。

俺は、上野にあるWeb制作会社LIGの打ち合わせスペースにいた。目の前には、LIGブログの4代目編集長永田優介ことナッツが座って私を見つめている。

向かって右側には、はてなで自省logを運営しており、俺をココに呼び出した男、メディアディレクターツベルクリン良平。テレビドラマにも・書籍にもなった「世界一即戦力な男(正式名称:世界一即戦力な男・菊池良から新卒採用担当のキミへ)」で有名な菊池 良、LIG3代目広報だったヨシキ。そしてイケメンカメラマンさんだ。

「Hagexさん、テーブルのお茶が邪魔なんで、どけてくれませんか」とカメラマンさんが指示、光の速さでツベルクリン良平(以下ツベちゃん)が片付けた。その後、そのお茶は2時間以上戻ってこなかった。これがLIG流のイジメなのか……私の背中に生暖かい汗が、一筋の線を描いて流れた。

LIGからの挑戦状

なぜ俺がLIGの打ち合わせスペースにいるのか?

時間を戻そう。ある日、俺がロシア美女ナターシャと全裸でファミスタ対決をしていたら、1通のメールがピロリンコとやってきた。お、いつものファンレターかクレームかな? と思って開いてみると違っていた。
LIGから「おう、おう、Hagex。おまえ最近調子にのっとるやんけ。ワイの月間数百万PV稼ぐブログに文句があるっちゅー話やないかい。だったら、直接イイにこいやゴルァ」という内容であった(※筆者の心象が入っているため、事実と違う表現となっております。ご了承下さい)。

LIGと言えば、社員を募集するため「社長を砂浜に埋めて半殺しをすること」で名をあげた企業である。私も恐らく砂浜に埋められるか、フォークの先に付けたICレコーダを突きつけられて「禿、こら禿(はけ、こら吐け)」と恫喝されることになるだろう。

俺が不安になる気持ちに反して、ナターシャはピノでバントを行ない、ホームまで走りきり1点を入れていた。

確かに、俺は過去、LIGに関していろいろ書いてきた。

LIGの秒速結婚エピソードはゲスな話であって感動的ではない
(2013-04-18)
LIGの堂々ステマ記事の紹介先がホットココアでワロタ
(2013-05-08)
LIGがトンデモ医療「血液クレンジング」の宣伝を行う(追記あり)
(2013-07-17)
LIGの「血液クレンジング」に関する釈明を見て落胆するの巻
(2013-07-19)
LIGの求人タイアップ記事が酷すぎて茶を吹いた
(2014-02-28)
感動創作エピソードが人気を呼ぶ
(2014-03-15)
LIGの「美人が多い会社の作り方」がゲス過ぎてハゲ子ビックリ
(2014-06-04)

あれ、どれも攻撃的なエントリーばかりだ(笑)。

鋭い読者なら上記のリストをみたら、おわかりになると思う。そう、2015年に入ってからLIGに関するエントリーを1つも書いていないのだ。毎日LIGは見ているのだが、最近昔ほどの面白さがなくなってきているのでは……と感じていたら2015年も、もう終わりに近い。
今まで何度も「LIGブログ最近オモシロくないよね」的な日記を書いては、「ダメだダメだ。この色は柿の色とはほど遠いわ」と激怒しながら地面に器を投げつける陶芸家のように、書いた原稿用紙を破り捨てていた。
この挑戦状はまさに渡り船、面と向かって言ってやろうじゃないの! 

敵の本拠地で決戦

戦いの当日、私は上野に降り立った。すでに約束の時間を40分ほど過ぎている。巌流島の戦いに習ったのではなく、電車が止ってしまったからだ。あわててタクシーに乗り、ツベちゃんに「すいません、すいません」と電話に謝りのコールを入れたのはココだけの秘密にして欲しい。

小雨の中、LIGが入ったビルに入り、エレベーターに乗り、上にあがる。LIGのオフィスは土足厳禁であった。乱闘がおきた時ように鉄板を仕込んでいた安全靴で来たが、これでは何もできない。流石だ。
すでに、連中は雁首そろえて待ち構えていて。ナッツは飛び道具をシルクのハンカチで拭き、ツベちゃんはマチェットの刃を砥石で研ぎ、ヨシキは日本刀を耳かきの梵天みたいなやつでポンポンし、菊池はドラム缶の横でコンクリートを練っていた(注:言わなくてもわかると思うけど、作者の心象風景だよ)。

「やあやあ、Hagexさん、ようこそLIGへ」

といってツベちゃんが握手をしてくると、周りに居る連中が武器を置き、ビジネスカードを渡し始めた。しまった、俺の名刺は、昨晩行ったガールズバーでバラまいて、切らしてた。

「すいません、名刺を切らしていて」

遅刻するわ、名刺を切らすわ……俺、ビジネスマン失格じゃねえか! いやいや、今日は商談で来たのでない、一張羅を着て喧嘩をしにきたのだ。

今日の俺は必殺の武器を持ってきていたのだ。それはPowerPointデータ。タイトルは「LIGブログに徹底的に ダメ出します」だ。

打ち合わせスペースに座り、持ってきたノートパソコンを大きな液晶モニターに接続する。ツベちゃんお茶を出してくれる。なんだ、いい会社じゃないか……と思うが、それが、まさか、飲みかけのお茶を引っ込められて、なかなか出してくれない作戦の始まりとは、当時の俺にはわからなかった。

俺のプレゼン資料全文は、奴さん(LIG)のサイトで公開しているので、そちらを見て欲しいが、この資料、かなりLIGについてボロカスに言ってます。そして、書いた人たちが目の前にいます。ひぃぃぃぃぃ。yomoyomoさん私のことを「修羅の国が生んだ武闘派カリスマイケメンブロガー」と表してくれた。が、が、流石の武闘派の私でも、目の前にいる人のエントリーをケチョンケチョンに言うのは心が痛い……痛いよママぁ~

が、ハッキリと言いました。LIGのメンバーはすごーーーーく真剣に聞いてくれました(反論を一切しなかった)。そして、私が突っ込んだ箇所は、ほぼ奴さんのサイトで公開されています。よく公開したな。俺が言うのもなんだけど。敵ながらあっぱれ。トサカに来たLIGのメンバーに脳天を唐竹割りされなくて本当によかった。

戦いを終えて

ほぼ、3時間以上、俺は喋り続けた。インタビュアーのナッツが「おいおい、この人、気持ち悪いぞ」といった視線で見ていたように思えたが、俺のLIGに対する熱い想いをぶつけた。彼らはその想いに応えてくれた。

このLIGの企画、今日だけでなく、明日、明後日もなにやら凄い人が出てきて、LIGを滅多切りにするらしい。大丈夫かLIG! やりすきじゃないかLIG。企画したスタッフのクビは大丈夫なのか? そして、本当に久々LIGについて書いたよ。

というわけで、LIGで公開されているページはこちら

LIGブログにダメ出ししてください!第1回ネットウォッチャー・Hagex(ハゲックス)さん

(敬称略)