Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

訴訟問題に発展!? 公認サンタを巡る大人の争い

今の親たちはクリスマスが近づいても安心だ。なぜなら子供から「サンタさんは本当にいるの?」という質問をされても、ああ、本当にいるよ! とウソをつくことなく答えることができる。

フィンランドにはロヴァニエミシ市公認(フィンランド政府公認ではない)サンタクロース村があり、そこにサンタがいる。フィンランドのサンタクロース村は、共信商事株式会社が日本の窓口となり、サンタクロースからの手紙が届くサービス行っている
また、グリーンランド国際サンタクロース協会という組織があり、この協会に公認されたサンタもいる。オーストラリアを含むアジア地域においては、唯一の公認サンタクロースとして、音楽家のパラダイス山元氏が選ばれている。

子供に夢と希望を与えるサンタクロースだが、共信商事株式会社と関係があるフィンランド在住のフリーライタ靴家さちこ氏とパラダイス山元氏で「サンタビジネス」を巡りTwitterでやりあっていた。共信商事はパラダイス山元氏に対して代理人を通して「Twitterで弊社の営業妨害をするな」と内容証明が届く事態になっている。

10月2日

上記のツイートから11日後……

10月13日

10月14日

10月15日

と現在もやりあっている。実は、このトラブルは突発的に始まったのではなく、数年前から火種はあったのだ。2012年12月19日のNEWSポストセブンの記事「パラダイス山元氏「フィンランド公認サンタは、らしくない」」というなかで以下のようにコメントしている。

本人でただひとりのグリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロースでミュージシャンのパラダイス山元さんは、”公認”サンタクロースが毎年、何人も来日する状況に困惑している。
「この5年ぐらいで急速に増えたフィンランドからやってくる”公認”サンタたちは、仕草も話し方もちっともサンタらしくない。サンタが被災地へ行くための移動費を寄付してもらったり、プレゼント代まで募るなんてとんでもない。そのうえ、『毎年、国際サンタクロース会議には、出席しているよ』などとあからさまなウソをつき、日本にいる公認サンタは友だちかと問われると『そんなサンタは知らない』と答えている。
(略)
山元氏は、サンタクロースとして活動するならば、徹底してなりきってほしいと訴えている。
「自分たち以外のサンタクロースを否定したいわけではありません。私が所属する協会の基準は厳しくて、離婚したり、サンタとしての活動中にビールを飲んだために公認をはく奪された人もいます。『ホッホッホー』とサンタらしく発音できなければいけませんし、痩せてもいけません。ちっともサンタらしくない人には軽々しく”公認”を名乗ってほしくないですね」

靴家さちこ氏も昨年12月に以下のツイートをしている。

2014年12月14日

そう、数年前から、グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタとフィンランド非公認サンタの間で、不満がたまっていたのだ。まだまだバトルは続きそうなので、クリスマスまでには決着が付くことを祈りたい。