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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

酒乱の父親

アルコール依存症は立派な病気だから、治療しない限りダメだよな。
・チラシの裏 仕切り直して一枚目

916 :1/2 :2015/04/14(火)22:05:27 ID:Bbu
長文でゴメン
父が酒乱だった話(正確には過去系じゃないけど)
うちの両親の関係は、私が小学校を出る頃にはもう離婚秒読みだった
原因は父の酒癖の悪さ。
外向きは気配り上手で優しいひとって評判だったけど、深酒をすると完全に悪い方に人間が変わる
母は最初は専門家に相談したり色々したようだけど、最後には愛想をつかしたようだった
ところが私が中学の時、母は病死してしまい、父子三人で暮らすことになった
父は、母との関係は悪かったけど子供達には優しい「いいお父さん」だった……お酒を飲んでない時は。
月2、3度の頻度の『酒飲み過ぎデー』で、普段の優しい父は暴言言い放題の性格極悪野郎に変わった
父の暴言は相手がどうにも出来ない部分を抉ったり、事実無根の話をでっちあげて悦に入るような最低のものだった
私には:
「お前の顔、母さんに似て不細工だよな、金出してやるから早めに整形するんだぞ」
「母さんの家は売○を商売にしてたんだぞwお前も学校やめてお水いけw」
(ちなみに私は真面目に学校に通っていたし、母方はそこそこ歴史のある伝統職で勿論売○なんて事実は全くない)
弟にはもっと酷くて、生まれつき身体にちょっと疾患を持っているんだけど
「昔はな、お前みたいな欠陥品はあかんぼのうちに産婆がキュッと締めたんだ」
「お父さんは優しいからちゃんと生かして病院にも連れていってやるだろ?感謝しろよ?」

917 :2/2 :2015/04/14(火)22:05:58 ID:Bbu
あまりにも酷いとちょっとでも反論すれば
「誰が養ってやってるんだ!調子に乗るな!」
「(弟に)もう病院代は出さないからな!勝手に死ね!」
「(私に)今すぐ学校やめて風俗で働け!」
そして翌日には自分の発言はほとんど忘れるらしく、ヘラヘラしながら私達に頭を下げて
「お父さん、何か昨日悪いこと言った気がするなぁ、ゴメン」とケーキやら寿司やらを買って来て機嫌を取ろうとする、その繰り返し
親戚や祖父母も遠方で頼れないから我慢するしかなかった
そして今。きょうだいとも逃げるように家を出て県外で就職し、滅多に帰ってない
もちろん男手ひとつで大学まで出してくれたことへ感謝の気持ちもあるけど、出来るだけ顔を見たくないという気持ちが勝ってしまう
割合で言えば「優しい父:糞父」は95:5くらいだったと思うんだけど、その5が強烈過ぎた
この前、弟が電話よこして何だと思ったら
「親父が『たまには帰ってこい。一緒に酒を飲もう。お前と一緒に飲むのが俺の夢だったんだ』だとさw」
「だから俺、『俺は親父が酒をやめてくれるのが夢だったよ。アルコール抜きなら付き合うよ』って答えておいた」
と。
……自分の何が悪くて子供達が避けてるのか、わかってなかったんだ。


アル中ワンダーランド