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コレだけでも観ろ! オレがお勧めする2014年のPVベスト20

この日記には「本日の1曲」というコーナーがありまして、1日に1曲紹介しています。この日記で貼った、2014年に発表されたPVを中心に(2012年、2013年のもあるけど)、「こ、これは素晴らしい!」という作品を20個セレクトしました。この日記の読者は「お、アレを選んだのか!」と参考にしてください。ここにセレクトしたPVはだいたい20回以上観ているので自信を持ってお勧めします。
今年貼ったPVから気になったのをざっと選んだら50。それから20まで絞るのは大変でした。



Avicii - Addicted To You(2014年)
日本ではイマイチ知名度がないけれど、世界的に大・大・大スターのAvicii。Aviciiは好きなんだけど、「ええ、Avicii好きなの~(笑)」と思われてしまいそうでビクビク。日本では知名度が低いので、そんな事は思われず、オイドンの中二病スピリッツも疼かなく済みます。
AviciiのPVはどれもクオリティが高い。特に今年公開した「Addicted To You」のこのバージョンは映画並み……いや、映画です。いくら制作費がかかっているんだ! カメラワーク、セット、演技、ストーリー、演出、どれも完璧です。完璧すぎてつまんない! という突っ込みもしてしまいそうですが(笑)。



Calvin Harris - Slow Acid(2014年)
スコットランド出身のDJ カルヴィン・ハリス。ダフトパンクの名PV「Da Funk」を彷彿とさせる、テクノ+ストリート+異形モノ。主人公は美人だけど痩せすぎじゃね?
ライティングも巧みだけど、臨場感と心情が伝わってくるカメラワークは観ていてゾクゾクするね。全部計算されて動いているんだろうけど、職人技だよな~



Chet Faker - Gold(2014年)
PVの面白さは「ええ、こんなアイデアを映像にしたんだ!」と、映画やドラマと違って、映像のインパクトさで勝負ができる点。だから、お金をかけていないPVでもアイデアひとつで世界に衝撃を与えることができる。
で、オーストラリアのシンガーソングライター「チェット・フェイカー」の「Gold」のPVなんだけど、車の後ろから、ローラースケーターのお姉ちゃんを延々と撮影しているだけ。でも、なんだか楽しそうで、ついつい見入ってしまう。そして我に返って冷静に考えると、極めて単純な映像作品だよな~と気が付く。なんだろこの魅力。最後に出てくる事故の場面もアクセントが効いていて、グッとくる。



Childish Go - Sweatpants ft. Problemambin(2014年)
今年の「ループ大賞」作品。単にグルグル回っているだけの映像なんだけど、面白いんだよな~ テクニックいいけれど、登場人物の心情風景が描かれているのがポイント、歌詞の意味はわからないけど(笑)。メイキング映像を見てみたい。



DJ Snake, Lil Jon - Turn Down for What(2013年)
意味はわからないけど、凄いパワーを感じるぜ!部門、大賞作品です。PVに意味なんて必要ない! 観る者にインパクトを与えれば、それが成功じゃ!! と富士山の山頂で叫びたくなるPVです。しかし、よくこんな酔っ払った時の戯言のようなストーリーが、見事な映像になっていてビックリ。
アメリカでは「完璧な狂気」と評されていたようですが、納得です。男のリビドーがよく描けています。



Duck Sauce - NRG(2014年)
世界的に有名だけど、これまた日本では全く知名度がないダックソース。ダックソースといえば、「Big Bad Wolf」という、先程あげた「Turn Down for What」と同様、男の性欲を描いた名PVがあるのでこちらも必見。
そして今年は、この「NRG」はサイケデリックアイロニー。アメリカ型通販番組で「NRG」なる商品を売っているんだけど、これが子供の夜泣きから戦闘機のF15の修理まで出来ちゃいそうな代物。ここまでわかりやすい製品だと消費者も「変」だと感じるけれど……



Duke Dumont - I Got U (Official video) ft. Jax Jones(2014年)
通販で購入したヘッドギアを付けると、ビーチで美女とモテモテが仮想体験できる! という男性なら1日に10回ぐらいは妄想するシーンを映像化した作品。ヘッドギア仮想空間ネタなら、Ken IshiiのExtraを思い出すけど、あちらは汚い便所で人をぶち殺す世界なので、コンセプトは似ているけど、I Got Uと正反対の世界で興味深い。
オイドンもこのマシーン、欲しいっす。



ハイパーヨーヨ - YAVAY PARTY ANTHEM(2013年)
PVっつーのは、観ていて楽しくないとダメだと思います。不潔なトイレでキッチン★ガイな女性をピストルで撃ち抜くつーのは、言語道断です! その点、ハイパーヨーヨ のこのPVは観ていて楽しくなって、ワッショイ、ワッショイと踊りたくなる。お金はかかっていないけど、手間はかかっているんだよな~



Katy Perry - Birthday(2014年)
クオリティが高いPVを多数発表しているKaty Perry。もし私がPVデビューをするなら、Katy Perry が依頼しているPV作成チームにお願いしたいと思っております。今年もクレオパトラになったり、ターザン女になったりと、いろいろと忙しいKaty Perryなので、PVのセレクトは難航しましたが、あえてあげるとしたらコレ。どうみてもオッサンやババアにしか見えません。どっきりはフェイクなのかリアルなのかも気になります。
しかし、これも撮影費用もだけど、手間も相当かかっているよな~



Kiesza - Hideaway(2014年)
今年大ヒットした、カイザのHideaway。観てみるとわかりますが、この作品はワンカット。激しいダンスシーンもありますが、失敗したら撮り直しですよ。一般人も見切れており、お調子者が乱入したらおじゃんです。先程あげたChet FakerのGoldも、ワンカット作品だけど、こちらのほうが観ていてハラハラする。



MACKLEMORE & RYAN LEWIS - CAN'T HOLD US FEAT. RAY DALTON(2013年)
アメリカ・シアトルの白人ラッパー、マックルモアー。いやースケールがでかいね、そしてアメリカ国旗もデカい。7分近くあるけど、見始めると最後までついつい見てしまう、ド迫力。この曲の歌詞を見ても、この映像とつながらない(笑)。まあ、面白いからいいんだけどさ。



Miley Cyrus - We Can't Stop(2013年)
このPVは私のお気に入り。最初に見るとシーンシーンがそれぞれアイデアに富んでおり、見ていて「え!」となる。2回目になると、ライティングに凝っていたり、小道具のセレクトや配置、アングルなどが計算されており、もちろん曲と映像がピッタリあっており、「こりゃ、プロの技ばい」と、シャッポをとって土下座したくなるPV。
しかし、マイリー姉さんはすげー格好をしているな~



Naughty Boy - La La La ft. Sam Smith(2013年)
これも初めて見たとき衝撃を受けたな~ テーマはオズの魔法使いなんだけど、やっぱりストーリーがあるPVはいいね! あれ、さっきっと言っていること違うような気もするけど、いいんだよ! しかし、ボリビアの雄大な自然がバシバシでてきて、これも「いくら撮影費用がかかったのしから?」と、ついつい下世話な考えをもってしまうので、オイドンの修行はまだまだ足りないようです。超お勧めのPV。



Rudimental - Not Giving In ft. John Newman & Alex Clare (2012年)
2012年の作品だけど、今年観たのでセレクト。圧倒的な映像美もあるけれど、テーマが泣ける。希望を捨てるな、夢を持て! 日本の生ぬるい環境で言われても説得力は無いけど、フィリピンのスラムで言われたら首を縦に振るしかないね。
ブレイクダンスのシーンを観る度に、鳥肌になる。



Rudimental - Waiting All Night ft. Ella Eyre (2013年)
引き続き、RudimentalのPV。同じアーティストを入れるのは本意じゃ無いけど、これも今年観て感動したから仕方ないでしょ! BMXの運転中に交通事故にあい、片足を切断。しかし努力を重ねて、再びBMXに乗る……と文字すると大変安っぽいですが、PVを観ると感動します。このエピソードは実話を元にしており、出演者も本人です……って、本人が出ている再現ドラマじゃん! ただ、事故った直後のおもーーーい雰囲気はリアルだよな。本当に演技なの? 個人的に天パのお兄ちゃんがイイキャラなので気になります。



Tove Lo - Habits(2014年)
男のリビドーがやたら出てくるこのエントリーですが、女性の失恋ソングもセレクト。この映像面白いんだけど、カメラの設置位置を考えるとおかしくなる。恐らく腰から前面に伸ばしたフレームにGoPro的なカメラを付けて視点を固定してるんだろうけど、端から見たら変だよな。クラブでワイワイ騒いでるシーンも、カメラの事を考えると。
別れた彼のことを思い出さないように、常に酩酊している(High all the time/To keep you off my mind)という歌詞は切ない



Taylor Swift - Shake It Off(2014年)
自慢じゃないですが、このPVは公開直後に観て「これ、すっげークオリティ、すっげー面白い」と偏差値35ぐらいのコメントを連発していたました。私の予感は外れることなく、ご存じの通りこの曲は世界的に大ヒット。珍しく日本でもヒット。曲もいいけど、PVも素晴らしい。よくこんな映像を思いつくよな~ 個人的には2014年の王道ベスト。



Teddybears - Sunshine(2014年)
空想は自由だ! というフレーズは格好いいけど、なかなか空想や想像は自由にできないモノ。そのリミッターを外して具現化するのがアーティストの皆さんなんだけど、このPVを観ていると、あまりにもぶっ飛びすぎて「ああ、オレの想像力がいかに貧困なのか」と鳩尾に三発ぐらいドスンドスンと拳を入れられる作品。なぜ股間から七色の光線がでるの? いやいや、考えるな、感じろ!



アーバンギャルド - さくらメメント(2014年)
アーバンギャルドは「鬱フェス」というフェスじゃないフェスに参加して、初めて意識して観たバンド。いろいろとこじらせた楽曲が魅力。
小道具、細かい編集、統一された色使い、ダンスなどどれも面白いけれど、見所は明るいシーンと暗いシーンのチェンジ。紅白幕が黒白幕に変化したり、明るいシーンが一気に死になったりと、セットは同じでも意味が正反対になるのが目をひく。



Iggy Azalea - Black Widow ft. Rita Ora(2014年)
曲に入る前のシーンがやたら長くて、いったい何をしゃべっているのか? と調べたらたいしたことじゃなくてイスから落ちたことが懐かしい。イギー・アゼリアのお尻が素敵なPVだけど、妄想のシーンは全体にチープ。そしてキル・ビルのパク・リーことインスパイア。でも、これってチープでパク・リーなのは当然なのよね。だって、彼女は低賃金で働き仕事もできないから、妄想に逃避するしかない。しかし、その妄想もやっぱり安いものだから、あんな感じになるのよね。
Black Widowの和名は「クロゴケグモ」。漢字で書くと「黒後家蜘蛛」!。猛毒だけど、PVと違って人間を噛むことは滅多にないんだって!


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