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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

ストーカーにモテモテの先輩

これは嫌だな~
・今までにあった修羅場を語れ【その5】

494 :名無しさん@おーぷん :2014/10/06(月)23:07:51 ID:hRI8lBwCg
俺の修羅場ではないんだが、伯父の経営しているラブホでバイトしていた時の話。
十八歳当時、とにかく金が欲しかった俺は、餓鬼の頃から慕っていた伯父のツテでラブホの深夜バイトをしていた。無論親には内緒で。
そこで一緒に組んでいた五つ年上の先輩Iさん。彼は元ヤンで、イケメンだった。二十三にしてバツ一子持ち。しかもその経歴がすごい。
初婚は十八で、相手は自身のストーカーだった女性。で、二人目の奥さんは一年前に結婚した、此方も元ストーカー。
で、この時もストーカーがいた。相手はこのラブホの元スタッフH。中学生の子持ちの主婦である。
「そこまでいくと尊敬しますわー」
「はは、ありがとう」
二人で掃除しつつ交わした会話。謙遜するでも自慢するでもなくさらっと肯定できるイケメンである。
で、Hから仕事中にまぁ電話が来る事来る事。大抵は俺が電話番として相手をしたのだが。
『お忙しいところすいません。Iさんいますか?』
『ごめん、俺くん。Iさんに代わってもらえる?』
『Iさんいるんでしょ? ねぇ、分かってるんだから』
狂気じみた女の執着に、当時高校出たての餓鬼だった俺はすっかりガクブルであった。
しかし涼しい顔で相手にしないIさんに、Hはありえない手段をとった。
中学生の娘に、泣き落としさせたのだ。
『ねぇ、俺さん。お母さん泣いてるの。お願いだからIさんに代わって?』
これにはIさんも苦笑いで電話を取らざるおえず、調子に乗ったHはそれから娘に電話をさせる日々が続いた。
それからしばらくして俺は就職のためにバイトを辞め、数年後。
伯父から、IさんがHに刺された事を聞いた。
入院先の病院に久しぶりと挨拶に行くと、やぁと爽やかに出迎えてくれたIさん。
事情を聞いたところ、当時からHさんの泣き落としの道具として使われていた娘ちゃんを可哀相に思い慰めてるうちに懐かれたらしく、大人になったら考えてあげると冗談で言った事を本気にされたらしい。
「で、高校卒業したからいいだろうって迫られてさ、Hさんにそれがバレて、この様だよ」
ハハハと爽やかに笑うIさんにドン引きである。
奥さんはといえば、溺愛する旦那を殺されかけてヒスを起こしてるらしく、訴訟の準備を進めているらしい。そこまでしなくても良いと言っても聞かないのだとか。
そんなIさんが正式にホテルの主任として雇われたので記念カキコ。