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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

内縁の妻からの電話

子供の頃「内縁」ってのが理解できてなかった
・今までにあった最大の修羅場 £9

806 :1:2013/09/02(月) 23:37:04.21 0
流れを読まず、規制とけた記念に晒してみる。長文ですが良かったらお付き合いください。
夜中の2時に知らない番号から留守電が入っていて、何の気まぐれか折り返してみたら、当時私が親しくしていた男性の、内縁の妻さんだったことが今までの人生最大の修羅場。
自分と男性(以下男)が知り合った時は、二人とも30手前で会社の同僚の関係でした。
基本自分は男運が悪く、おまけに友人が不倫してて泥沼ったの見てたので、「そういえば男さん、彼女とか居ないんですか?」とまずは慎重にフラグ立てたところ
「居ないよ。ところで今日帰り予定ある?」と絵に書いたような返事がかえってきたので、ならば良しとデートっぽい事をする仲に。
途中男の方が転職していったのだけれど、縁が切れるでもなく
むしろメールは頻繁になるし、職場内でもなくなったから気を使う必要ないし
そろそろ正式にお付き合いかなー、あれ、でも進展ないなあ、またなんか訳あり物件選んじゃったかな? と思っていた矢先に
問題のお電話でした。

807 :2:2013/09/02(月) 23:38:02.26 0
人間テンパるといろいろ考えるもんですね。
「男の内縁の妻です」っていわれて真っ先に思ったのは
「内縁の妻って実在するんだー! すっげー!」でした。
今にして思えば妻さんを疑わなかった時点で、自分は相当男を疑ってたんだなと思います。
次に頭をよぎったのは
「慰謝料払えるほど貯金ないし、裁判沙汰になったら親不孝ものだなー。
不貞行為はまだ致してないんだけど、終電逃して外泊はしてるから、あれを写真撮られてたら信じてもらえないよなー。」
というわけでまずは身の潔白を主張。
「女性がいたことはもちろん知らなかったし、そういう事ならもう会いません。
申し訳ありませんでした。」であっさりご理解頂ける。
外泊ももちろんバレてた(むしろそこからばれた)んだけど、「すみません、あの日はわたしがワイン勧めたんですけど、グラス一杯で男さん酔って寝ちゃって…。
本当になんにもなかったんです。酔い潰させてしまって済みませんでした」
「あはは、そんな事だろうと思いました。あの人本当にお酒弱いんですよね」
「いやー。ほんとびっくりしました。あはは……」
我ながら笑い話にもならない事実だと思うんだけど、これまた拍子抜けするほどすんなり信じられてしまって、結果、深夜2時に内縁の妻さんと浮気相手?の自分二人で談笑するというカオスな状況に。
「どうせ格好つけて断れなくて飲んだんでしょう。もー。本当に困った人なんですよー」
からだんだん妻さんの愚痴が始まって、やがて涙声で
「子供ももう幼稚園なのに…」ってついには飛び降りそうな勢いで
妻さんのスーパー愚痴タイムスタート。

808 :3:2013/09/02(月) 23:40:45.52 0
ご迷惑おかけした手前無下に切るわけにもいかず、とりあえずはいはいと正座で拝聴すること1時間以上。
端折りますが、さすが内縁の妻さん、それまでの経緯も生活環境もハイパー斜め上でした。
明け方になってやっと解放。結局徹夜で仕事行きました。
男からも話を聞いて終わりにしたかったので、後日男と二人で面談。
二人で会いたくなかったので妻さんお同席願ったけれど断られた。
まずは妻さんが話を盛っている可能性もあったので、確認したところ全部合ってました。
男さんの意見を要約すると。
「嘘はついてないよ。オレ、恋人も奥さんも居ないよ、内縁の妻だもん。
子供はオレの子かもわかんないし、だから戸籍上でもオレの子じゃないよ。
オレの友達も家族も妻さんの家族も、みんな分かった上でオレと付き合ってくれてるよ。
だからオレと友達でいてよ。君だけが今オレの癒しなんだもん」
「お子さん可哀想だから、さっさと別れてあげてください。じゃ、さようなら」
今でも立派に男性不信ですが、とりあえずアイツと縁が切れたので、妻さんからの深夜の電話には感謝しています。
とくに胸糞よくない話ですみません。長文失礼しました。