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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

杖を持って行かれた

リードはちゃんとしないと!
・胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(109)

642 :おさかなくわえた名無しさん:2012/11/25(日) 20:55:06.45 ID:/YdqfW94
公園の道の向こうから白い杖をついた人(A氏)、こちらから盲導犬を連れた人(Bさん)が来た
このままではぶつかってしまう、ととりあえず近くにいたBさんに
「向こうから杖をついた人が来ますよ」
と声をかけた
(盲導犬が分かっているとは思ったけど)
Bさんは足を止めA氏が通り過ぎるのを待った
ところがA氏は何を考えたか、急に杖を振り回し、Bさんの盲導犬を叩き始めた
盲導犬はじっとしているが、空気の何かで感じ取ったのか、Bさんは「やめて!」と不安そうに周りを見渡した
私は思わず盲導犬に手を触れてしまい、かばうようにして杖をつかみ飛ばしてしまった
するとそこへ走って来た犬(もちろん飼い主さんはいますが、ノーリード)が杖をくわえて行ってしまった
A氏は杖を探してうろうろ。私はBさんに平謝りし、犬の飼い主さんは「こんな汚い杖をどこから持って来たの!!」と犬を叱っていた
しばらくしてようやく杖はA氏の元に戻り、(持つ所は犬のよだれでべたべた)Bさんは「ありがとう。守ってくれたんですよね」と言ってくれて私はホッとした
A氏は「障害者差別だ!」とか犬の飼い主さんに怒鳴ったが、飼い主さんも負けずに
「知らなかったんだからしょうがないでしょ!犬がどうやって差別するのよ!!」
Bさんは盲導犬に「ほら、ありがとう言おうね」と言い、私は盲導犬にしっぽを振ってもらい「お仕事の邪魔してごめんねと伝えて下さい」とBさんに言って二人にさよならをした
何か面倒なことをしていると思われるが、小さい頃に盲導犬を連れた人に
「盲導犬に触れても言葉をかけてもいけない」
と教わって以来、ずっと気をつけているんです
でもあの時は怒られるのを覚悟で払いのけました