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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

逃亡の達人

手慣れているな〜
・今までにあった最大の修羅場 £36

213 :名無しさん@HOME:2012/03/21(水) 22:50:32.00 0
もう転職したけど、昔勤めていた都会の会社であった修羅場。
すっきりしないし、長いし中途半端な話だから、注意。
人材派遣会社で働いていた時、スタッフ(男)が失踪した。
失踪した理由は、取引先の社員(女性)を妊娠させて、結婚迫られたかららしいんだけど、そこで分かったのは、そいつが別人の身分証明書使って登録してたこと。
そしてその身分証明書使われたやつは、そいつを全く
知らないということ。
もちろん実家等の連絡先は全て嘘だし、携帯は解約されてた。
カタギで無さそうな人が、会社に電話かけてきたり、訪問してきたりしたけど、どうしようもないと分かったのか、一度ずつで終わった。
さらにそいつは会社の寮に住んでいたんだけれど、失踪後、サラ金の督促状や、キャバクラのツケ?の督促状が届くわ
届くわ…。
すべての処理をしたことと、取引先の社員(女)が心労で
倒れ、取引先を失ったのが、自分が経験した修羅場。
いまだに「都会怖い」という話になると、思い出す。

214 :名無しさん@HOME:2012/03/21(水) 23:02:37.26 0
そして>213には後日談があり、「ヤツを見つけた!」という連絡が会社に来た。
見つけたのは、元取引先の社員。
一応そいつが寮に残していった家財道具一式など、まだ預かっていたので、事情聞きたいということもあり、すぐに向かった。
場所は、パチンコ屋。パチンコ屋スタッフを派遣する派遣会社に登録してたらしい。
その時はもちろん名前も違うけれど、どう見ても確かにそいつでしかない。
店員として働いているそいつを捕まえて、話を聞こうとしたら、「昼休みまで待ってくれ」と
懇願され、パチンコ屋の事務所で待たせてもらっていたら、そのまま入口から
パチンコ屋の制服を着たままで逃げられた。
もちろんパチンコ屋で使っていた名前は偽名。派遣会社の登録書類も嘘ばっかり。
そしてそのパチンコ屋の店員ともやっぱりつきあって、深い仲になってた…。
すっきりしないけどこんな話です。
ちなみにそいつは、全然イケメンじゃない。むしろあだ名が、某犯罪者に似てるから、「ツトム」と呼ばれているぐらいだった。

215 :名無しさん@HOME:2012/03/21(水) 23:11:27.27 0
>ツトム
山口さんか

216 :名無しさん@HOME:2012/03/21(水) 23:23:04.09 0
宮崎さんちのツトム君、あたまがだいぶ変よ♪

217 :名無しさん@HOME:2012/03/21(水) 23:28:48.78 0
>>215-216
俺と同年代と見た。

218 :名無しさん@HOME:2012/03/21(水) 23:47:14.10 0
>>214
こういう人間って、逃げ方も心得てるんだよなぁ…。
普通の人間は、つい、着替えてからとか荷物をとってこなきゃとか思うけど、本当に身一つで逃げるんだよな。
こういうケースとはちょっと違うけど、私が小学生の頃、親の友人夫婦がうちに来て、「義弟夫婦が離婚話になって、恥ずかしながら義弟が度々義妹に暴力をふるうらしい。
今度もひどい暴力をふるったので、義妹がうちに逃げてきた。でもうちに置いておくと、義弟に気付かれるので、どうか一晩だけ、義妹を泊めてやってほしい。迷惑はかけないから」と頼み込んで、義妹というおばさんを置いていった。
(ちなみに、義弟というのが、友人夫婦の夫の弟)
そのおばさんは、殴られたようなあとがあって、子供ながらに大変なことなんだ…と思ったけれど、本人は平然としていて、「ヒマだから、何か読むものちょうだい」と私に言い、母が本を貸そうとすると、「字は読みたくない、漫画ないの?」と言われ、小学生の読むような少女マンガを貸したことを
妙に覚えている。
ところがその夜中、妻の行方を知らないはずの暴力旦那がうちを襲撃し、寝ていた私は、知らない男性の怒鳴り声で
飛び起きた。
でも、騒ぎはすぐにやんで、私が子供部屋から出てみると、おばさんがいた部屋の窓が開けっ放しになっていて、親が呆然と立っていた。
後で聞いた話では、暴力旦那がうちに来て、「すみません、○○です」と、自分の兄(親の友人)のふりをして
ドアを開けさせ、そのまま「俺の女房はどこだ!」と部屋になだれこんだらしい。
(当時はカメラつきのインターホンもなく、この兄弟は、声がそっくりだったそう)
…長くなったので、続きます。

223 :名無しさん@HOME:2012/03/22(木) 00:01:54.55 0
218続きです。
そしたら、かくまわれていたおばさんは、ガバッと起き上がると同時に窓に飛びつき、パジャマ代わりのジャージの上下のまま、裸足で外に飛び降りて走り出したそうな。
旦那は追って行ったけど、夜目にもおばさんの方がいいダッシュで、みるみる姿が見えなくなったのが分かったとか。
翌朝、友人夫婦に平謝りされたそうだけど、今でも、どうして居場所が突き止められたのか分からないみたい。
当時は携帯もなくて、おばさんが自分で旦那に電話をかけた様子もないし、友人夫婦とうちの親の付き合いなんて、義弟夫婦は知らなかったらしいから。
ともかく、おばさんは、服も靴も荷物も全て置いて、本当に身一つで逃げて行った。
後でわかったことだけど、おばさんはその後、裸足のままで朝一番の電車が出るまで待ち、ポケットにあった小銭で
数駅離れた知り合いのところに行き、でもそこは旦那も知ってる家なので玄関先で数万円だけ借りてすぐに出て、そのまま岡山から東京まで逃げたそうな。(靴はどこで買ったんだろう)
このおばさんは悪いことをした人ではないけれど、こういう「危険を感じたらすぐ逃げる」という習慣が身についている人は、とっさの時の優先順位がしっかりしてるなぁ、と思ったことでした。
長々とチンタラ書いてて、ごめんね。>>219