おちゃらけウォッチャーHagerinです。
某ブログやフォロワーさんに教えてもらったネタなんだけど、なんとYouTubeに結婚式のプロフィール動画がたくさんあがっているらしい。三度の飯よりゲストピックが好きな私は、転がるように検索してみると、出るわ出るわ、ココ掘れワンワン状態でビックリ！
・YouTube「結婚式」「プロフィール」検索結果（4200件もヒット！）
・YouTube「結婚式」「オープニング」検索結果
・YouTube「結婚式」「エンドロール」検索結果
個人情報の保護が叫ばれる昨今なのに、新郎新婦の名前はもちろん、生年月日、出身地、学校、職場、いままでのプライベート写真、さらに友人・知人の祝福のメッセージ（顔・氏名つき）も入っている。「この動画から個人情報を抜き出したら名簿屋に高く売れるのでは？」とSonyの個人情報流出事件もびっくりする充実のコンテンツとなっています。
「ひゃっはー！」といいながら、最初は楽しく見ていた結婚式ムービーですが、5本ぐらい見るともうお腹いっぱい… そして暗澹たる気持ちに。
その理由は「個人情報ダダ漏れ」ではなく「安っぽさ」が原因。
どのプロフィール動画も「新郎新婦の誕生からの成人式、職場の写真」→「2人の出会いと結婚までの道のり写真」という構成で、BGMがどれも「槇原敬之」「絢香」「コブクロ」「小田和正」だったりと、何だか似たようなモノばかり。
「はい、感動してください！ 感動するところですよ〜」という一方的なパッションがビンビン伝わってきて、親族だと涙腺をキュンキュン刺激するかもしれないが、第三者の気持ちは冷めていきます。
また、プロフィール動画を見ていると、多くの人が「人生で一番楽しかったのは学生時代」というのが分かって切なくなる。若くして結婚すれば社会人時代の写真が少なくてもしょうがない。しかし、社会人歴が10年選手の新郎新婦なのに、動画に登場する写真は学生時代のものばかり（涙）。
結婚式のプロフィール動画なんて、そんなに目にするものではないから、披露宴会場で見ていても「安っぽさ」を感じない（そもそも新郎新婦の関係者だろうし）。が、YouTubeにアップされている、見も知らぬ人たちのプロフィール動画をたくさん見ていくと、その「どれもチープな人生だな〜」とシミジミ感じてしまいます。
他人の結婚式の動画にケチをつけるなんて、野暮天の極みだけど、そんな動画をYouTubeにアップして、全世界のみなさんにお届けしているってどうなのよ？
そんじゃーね！
