先日民事再生申し立てをして、話題になった代アニこと「代々木アニメーション学院」。昔から「学費はいったいどれだけぼったくられるかかるんだろう？」とおもってチェックはしていたんだけど、ここ1年は見ておらず。改めてみると学科が増えていたり（芸能学部 お笑い・ものまね科（2005年開設、2006年廃科））、ブログができていたり、Webはますます充実しているようだ。
で、そこで見つけたのが「出版学部 エンターテインメント・ノベルズ科」だ。
この学科は、小説を中心にストーリーの構成・執筆を考える学科のようで、将来はライター、コラムニスト、編集、作家を目指すところらしい（公式サイトの解説はココ）。が、学科のサイトをみると、ライトノベルこと「ラノベ」の文字がまぶしいので、勝手にラノベ科と脳内で命名する（12月23日の体験入学は「ラノベ徹底研究」をするらしいぞ）。
この学科のサイトは学生たちを中心に、頑張って運営・更新をしているんだけど、なかなか香ばしいコンテンツが盛りだくさん。特に
・学生対談第一回 「百合 VS ロリ」
は非常に興味深いコンテンツだ。
ラノベ科の学生が対談をして（2人とも男性）、タイトル通り「ロリータとレズ、どっちがいい？」といった内容のテキストが続く。仮にも専門学校の公式サイト、ac.jpドメインでこのような内容が掲載されている事が、信じられないぞ（笑）。注目すべきところを拾ってみると…
ニート：わかってねぇ……わかってねぇよぉっ！ ロリってのはな、適当に「はにゃ〜ん」とか言わせればいいってもんじゃあねぇんだよ！ ロリキャラってのはよぉ、「歳も力も足りないの。でも私がんばるっ！」ってのが売りなわけだよ。わかるか？
例えば俺をロリコンにした伝説のアニメ『カードキャプターさくら』なら、運動は出来るけど勉強は苦手、なんてどこにでもいそうな小学生、木之本さくらちゃんが、魔法の力を封印していた本を開いてしまったがために長い長い戦いに向かってしまうというところさ。
魔法なんて非日常にいきなり巻き込まれて、しかも腕力があるわけでもないふつーの女の子が、「わたしがやらなくちゃっ！」と強大な敵に立ち向かっていくこの健気さ！ それがロリコンアニメの売りなんだ。アニメだけじゃない。小説の『紅』だって、九鳳院紫ちゃんの置かれた境遇とそれに対してまっすぐに立ち向かっていくその姿。感動ものだろっ！
小生はさくらタンや九鳳院紫ちゃんについては、よく知らないのだがニート君の熱い想いは伝わってくるぞ！ つまり小さい女の子が頑張ってバトルをしていると、大きなお友達の股間がハートが熱くなるんだね。
ニート君のトークは続き…
常識が邪魔をするが故に成立しない恋愛、それも見所なんだっ！ わかるかっ！？ それのないロリアニメは、ただの記号だ。ちっちゃけりゃいいってもんじゃないんだっ！ 猫耳がついてたりフリフリふわふわなコスチュームを着てたり「はにゃ〜ん」って言ってればいいってわけじゃないんだっ！ わかったかっ！
とりあえず、常識が邪魔してできない恋愛がロリアニメの見所らしい。サザエさんのタマとワカメちゃんとかはOKなのかな？ あと「はにゃ〜ん＝ロリアニメ」じゃないらしい。うーん、勉強なるっすね。
続いてレズの意見を紹介すると
アダム：解るかぁ！ というかな、「成就しない恋愛」だったらユリの方がレベル高いんじゃ！ いいか、「成就しない」っていうシチュエーションは世間の常識やら倫理から生まれる物だ。となれば「同性>年齢差」ってなるのは自明の理だろう。「ロリコンは犯罪です」だと？ ロリコン恋愛なんて平安時代から認められておるわぁ！
よくわからない上に、ロリコンは犯罪だって！ と突っ込みたくなるが、アダム君の熱いメッセージは伝わってきた！
その他にも見所満載のサイトなので、暇な人はぜひアクセスを！
・「代々木アニメーション学院」運営会社倒産（痛いニュース）
・代々木アニメーション学院（Wikipedia）
・代々木アニメーション学院、倒産（スラッシュドット）
・大型倒産速報（帝国データバンク）
