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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

モーターサイクルダイアリーズ (2003年)


若き日のチェ・ゲバラこと医学生エルネストと友人アルベルトが南米をバイクで旅するロードムービー
ずっと観たかった映画だったのだけど、日本初公開時は恵比寿ガーデンシネマという、いつも混んでおり個人的に嫌いな場所だったので観る気がしなかった。が、最近2番館で公開されはじめたのでやっとみることができた。
角川の文庫を読んでいたので、大体のストーリーは頭に入っていた。が、やはり実際の映像でみてみると、美しいシーンが多く心がうたれる。またバイクでこけるシーンやアンデスの雪山の場面も迫力満点。これはぜひ映画館のスクリーンで観たほうがいいので、興味がある人は劇場にレッツゴー! テレビのモニターじゃあんまり面白くないと思います。
ストーリも歪んだ社会を目にするエルネストが旅を通じて人間的にどんどん成長していく様がよくわかる。最後のハンセン氏病の治療村での泳ぐシーンは感動的! が、映画を観終わった後に現在のアルゼンチンをはじめとする、現在の南米の政治・経済のことを考えるといたたまれない。彼が現在も生きていたらどのように考えるだろうか?
共産主義というだけで職を追われたり投獄されたり、地主と警察がつるんで弱者を痛めつける場面などを観ていると、頭にきて血圧があがる(笑) オイドンが単細細胞なだけかもしれないが。恵比寿ガーデンシネマ鑑賞していた、おしゃれさんはどう感じたのだろうか? またファッションでゲバラの顔がプリントしたTシャツや帽子をかぶっている人にも、この映画をみせて感想を聞いてみたい。
勝手に映画評価 ★★★★☆(星4つ 南米に行きたくなる!)
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モーターサイクル・ダイアリーズ 角川文庫(書籍)
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