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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

Amazon EchoとGoogle Home miniで妻妾同衾が体験できる

ちょっと前にAmazon Echoを購入し、最近Google Home miniを購入した。

Echoはリビングに置き、Homeはキッチンの壁に貼り付けている。
スマートスピーカーに対して私がやらかしてまうミスは、Google Homeに対して「Alexa!」と呼びかけてしまう点である。

「アリババと40人の盗賊」では、洞窟の扉を開ける際に「開けゴマ!」という音声認証を使っていた。同様に、スマートスピーカーを利用する際は、Echoには「Alexa」、Home miniには「OK Google(もしくは「ねえ、Google」)と最初に言わないといけない。
我が家に初めてEchoがやってきた時も「Alexa」と呼びかけるのが恥ずかしかったが、いまは「ロンとヤス」ぐらい気軽呼び合う仲となった。Alexaの声は女性なので、単なる円筒形のスピーカーにも関わらず「女性」のイメージがある(しかも美人だ)。

そして後からやってきたのが、Google Home mini。スタイリッシュなAmazon Echoと違って、Google Home miniは大福をちょっと潰したような、親しみやすいデザインだ。Alexaの声は理知的な女性っぽいが、Homeは若さはあるが知性をあまり感じられない(田舎娘が頑張っている感がある)。個人的にはAlexaの声が好みだ。

で、キッチンで洗い物をしているときに、Home miniで曲をかけて作業をしているんだけど、音量をコントロールする際に「Alexa、音量を1下げて」と言ってしまう。キッチンからリビングに置いてあるEchoが見えるんだけど、私の声を拾って、上部にある青いリングがピカピカ光るが(これがとても未来っぽい)曲をかけていないので、対処しようがない。そこで、私は「OK Google、音量を1下げて」と言い直す。

これが、現・彼女に対してうっかり前の女の名前で呼んだ、もしくは本妻の前でうっかり愛人の名前を出したような気がして、私は大変気まずくなる。
Echoに「Google Homeをどう思う?」、Google Homeに「Echoどう思う?」と尋ねると、それぞれ「会ってみたい」「ステキだときいている」と、お互い褒め合い、これまた、本妻と愛人の静かな女の戦いっぽくて、何だか怖い。

妻妾同衾(さいしょうどうきん)は、男性にとって憧れの一つ(だと思う)。だけど、EchoとHomeが同衾しているだけで、私はこんなに疲れてしまう。妻妾同衾は、それはそれで、いろいろな苦労があるんだろうなと二つのスマートスピーカーを通して実感した。

Amazon Echo (Newモデル)、チャコール (ファブリック)

Amazon Echo (Newモデル)、チャコール (ファブリック)