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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

思いやりステッカー

私も思いやりステッカーのことを知らなかった。京都府のページを見ていると、交付要件(PDF)があった。障害者手帳がいらない「⑦ けが人」や「⑧ その他 歩行困難者 」で申請したのかな。

・その神経がわからん!その33

694 :名無しさん@おーぷん:2017/07/03(月)16:00:00 ID:S8r
友達の父親は脳梗塞を起こして、後遺症で半側空間無視の症状が出てる
まだ脳梗塞から三ヶ月で、退院直後、外には注意しなければならないことがたくさんある
血液を溶かす薬を6ミリ飲んでるから、絶対転ばないようにと医者から説明を受けたと言ってた
空間無視は自分の体にも当てはまって、無視するほうの体に明らかにぶち当たるような電柱とかがあっても避けられないらしく
激突なんかしたら命に関わるし、友達は神経をすり減らすと言ってた
私の働くショッピングモール(友父の通院するリハビリ病院のすぐ先にある)に友父のリハビリ用の衣料品を買いに来たとき、モールの駐車場が縦長で、しかも駐車した人がモールまで歩くための歩行スペースが準備されてなかったから
友達は父親のことを考えて、車椅子の絵が書いてあるところに駐車した
友達はきちんと思いやり駐車場利用許可証ステッカーも取得していて、それをミラーにもかけていた
許可証のステッカーは京都府で発行していて、しかもきちんと手続きを踏んで必要と認められなければ発行されない
そこまでしっかりしてるからステッカーの利用期限まで設けられてる
でもショッピングモールは県をまたいでいて、思いやりステッカーのことを知らない人が多かった
利用者の多いモールだから、混み合う時間はいつも車椅子スペースも取り合いで、そこに外見上健康にしか見えない友達と友父が駐車したから、他の利用者と喧嘩になった
駐車場に常駐してる警備員が仲裁に入り、モールの責任者が呼び出された
警備員は仕事柄か思いやりステッカーのことは知ってたらしいけど
肝心の責任者がステッカーのことを知らずに、友父の利用を断ってしまった
しかも断った理由の一つに、病気や障害を表明するためのものがなかったから
友父は精神障害と身体障害の手帳が出てもおかしくない症状があるんだけど、手帳申請するためには最低でも発症時から半年経過しなければならず
さらに症状固定が確定しているということを、国が認めている資格を持つ医者に診断してもらって書いてもらわなければならない
でも、資格があれば必ず書いてもらえるわけではなく、資格があっても面倒くさい症状の人は医者が書きたがらなくて拒否されるらしい
加えて書ける医者はそんなに多くない
友父は最初の半年で引っかかって手帳もなにも降りなかった
ステッカーがあるから、買い物ごときに個人情報がぎっしり書いてある診断書を持ち歩くわけもなく
友達と友父はせっかく来てくれたのに腹を立ててとんぼ返りしていった
警備員は立場上、責任者には逆らえないので、ステッカーのことを知りながら黙ってたらしい
友達からこんなことがあったとメールを貰ったあと、仕事辞める覚悟で責任者より上に伝えて上記諸々が発覚した
思いやりステッカーはユニバーサルデザインとして考案されたらしいけど、利用者にしか知名度が行き渡ってない現状にため息が出る
お客様の声を整理してたら、友達に難癖つけたお客からの投書が混じっていて、その中で友達を不正利用と決めつけて「本当に必要な人が使えない」と批判が書いてあった
後日、その返答を書いたのが責任者なんだけど、そこでも友達が不正利用していたことを前提として返答を書いていて神経を疑った
きっとこの投書をしたお客は今後もその駐車場を必要とする人から奪い続けるんだろうなと思うと腸が煮えくり返る