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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

凜々しく喋る兄嫁

聞いてみたいな。
・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その12

803 :名無しさん@おーぷん:2016/08/22(月)00:50:56 ID:LOE
出身地など若干フェイク有り
年の離れた兄
その兄の結婚相手、兄嫁の口調がとても凛々しい
俺たちは標準語しか話せないけど、兄嫁は生まれも育ちも訛りが強く残る地方の人で、親は北の人と関西の人
三種の方言を混ぜたような変な訛り方をしてると聞いた
時々単語の発音などがおかしいそうだ
いつも兄と家に来るときは標準語を心掛けているみたいなんだけど、無理に標準語にするせいでたまに喋り方がややカッコイイ
「じい(俺と兄の祖父)、魚は味噌煮か姿焼きか何方がお好みか」
時代劇で長老を呼ぶ感じ?呼び捨て感が無い
「ポチ(飼い犬)は利口な犬だの」
「次郎(俺)さん、出かけるが何かご入用か?ついでに用立ててこよう」
「太郎(兄)、卓を片付ける、お前さん寝てるだろ、怠けは許さんぞ、手伝うのだ」
兄が言うには方言だと訛りが強すぎて俺たちに伝わらないが、標準語とその発音を無理に意識するとうまく話せなくなるのでこうなるそうだ
今年兄と兄嫁が帰ってきたとき、秀才な兄嫁に勉強を教えてもらいたくて夕食後に2人の部屋をたずねたんだけど
兄嫁は兄と二人だけのときは普段のしゃべり方をしているらしく、部屋から宇宙語のような言葉が聞こえてきた
テレビでたまに訛りすぎて何喋ってるか解らない人をネタにしているのがあるけど、まんまそんな感じ
ノックして兄嫁に声をかけたら、「何っす?ちょち待つっす」と慌てて言葉を切り替えようとして変な日本語が飛び出していた
その後何度か試し喋りし発音を標準語に戻し、「いかがした?」と返ってきた
兄嫁にとって標準語で喋るってのは俺達が英語をうまく発音できないのと同じで、大変なんだということを理解した
それにこうやって気を使ってくれてたんだなと改めて思って深く感謝した
後日兄嫁に改めてお礼をしようと電話をしたら、兄嫁の母親が電話口に出た
俺の言葉を聞いて兄嫁の母は俺に理解できるようにと標準語で喋ろうとしてくれてたんだけど、それでも俺にはさっぱりわからなくて困惑した
兄が言うには兄嫁の母世代(4、50代)はそれでもまだ理解しやすいそうで、兄嫁の祖母世代になるともう何を言っているのか皆目見当がつかないらしい
俺、標準語って当たり前に誰でも使えるものだと思ってたよ