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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

100万円貸して

これはヒドイ。
・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その12

307 :名無しさん@おーぷん:2016/07/20(水)11:35:36 ID:fbT
家族で夕飯食べてたら、弟がいきなり立ち上がって
「ごめんなさい。大学行けなくていいから100万円貸してください」
と親に向かって泣いて頭下げた時。
事の起こりは、当時中1だった弟が家のPCでこっそりアダルトサイトを見ようとしたことからだった。
弟はリンクで飛ばされてるうちに架空請求のページを踏んでしまった。
当時はまだ架空請求が流行り始めた頃で、中高校生の間じゃそんなにメジャーではなかった。
弟はどんどん膨れ上がる金額に恐怖し、叔父に相談した。
叔父は父の弟で、かなり歳が離れていて当時まだ20代だった。
叔父甥というよりイトコのような間柄だった。
親には恥ずかしくて言えないけど、叔父になら…と相談したんだと思う。
叔父は「俺にまかせろ」と言い、数日後
「なんとか業者と話をつけてやったけど、100万もかかった」
と弟に言った。
それ以後、弟は叔父のパシリになった。
最初は「何々買ってこい」とかたわいない内容だったんだけど、段々エスカレートして
ついに「クラスメイトの女の子を斡旋しろ」と叔父は言い出した。
弟は「さすがにそれは…でも100万円の借り…」と思い悩んだ末、親に打ち明けて借金を返してもらうしかない!と決心し、夕飯中に告白したのだった。

308 :名無しさん@おーぷん:2016/07/20(水)11:35:46 ID:fbT
泣く弟に両親は「???」の嵐。
私は「弟、おかしくなったの?」と怖かった。
両親が問いつめると、弟は上の内容を白状。
母親が「詐欺だ!恐喝だ!」と激怒した。
歳の離れた弟を溺愛している父と、祖父母(叔父両親)は叔父をかばったので
母はさらに怒髪天。
一時は離婚の危機にまで話がいった。
結局祖父母と叔父と疎遠になって、両親は離婚しないで済んだ。
私と弟はあれから一度も叔父に会ってない。
今では笑い話だけど、弟が「100万貸して」と言った時の当惑と恐怖はたまに夢に見る。