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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

Aさんを見習え

日曜日にぴったりな胸くそエピソード。
・今までにあった修羅場を語れ【その14】

237 :名無しさん@おーぷん:2015/10/24(土)10:25:11 ID:Y1V
最近ネットでエネMEという言葉を知り書き込み。差別・胸糞注意。
30ウン年前の農村での出来事。
Aさんという嫁がいた。
その農村は嫁いだら義親の介護+家事+農作業あたりまえ、夫は冬はする事がないからと都会へ出稼ぎ(という名目の夜遊び+賭博)
その間嫁は義親+義弟や妹と住んで家事全部やって…というのが標準仕様だった。
30年前にはその価値観は崩れかけていたのだが、AさんがエネMEの鑑というか、何されても文句を言わない人で
ひたすら黙々と婚家に仕えていた。よく杓文字で叩かれているのを見た。
まわりの嫁は皆「Aさんを見習え」と言われ、夫に「あーAさんと結婚すりゃよかった、ハズレひいた」と言われ
渋々「まあAさんもやってることだし…」と姑に従っていた。
Aさんは重労働を押しつけられていたからか3,4回流産してたのだが、ある時出産まで無事こぎつけた。
でも生まれた子が1歳か2歳になって、普通の子と違うのでは?と疑いが持たれた。
病院で診断を受けた結果、子供は知的障害があった。母親のAさんも軽度の知的障碍者だとわかった。

238 :名無しさん@おーぷん:2015/10/24(土)10:25:31 ID:Y1V
その直後、一帯では離婚・別居ラッシュが相次いだ。
「Aさんを見習えAさんを見習え」を連呼されていた嫁が「なにが見習えだ!」「この村では健常者の女はハズレらしいので」
と反旗をひるがえした。逃げられたくない夫は別居を選択し、ブチギレた夫は嫁を殴って追いだした。
7:3くらいの割合で別居が多かったように思う。
でも別居した家庭もその後離婚して、夫だけいつの間にか戻ってる場合が多かった。
その騒ぎとは別に、Aさんは子供が幼稚園に入った頃自殺した。納屋で首吊ってたらしい。
障害がわかって姑や夫の当たりがきつくなったのと、嫁に逃げられた近所のジジババのやつあたりが全部いって
さすがに耐えられなくなったらしい。
Aさんの子供はどっかの施設に行ったとかで見なくなった。
現在、故郷に帰ると50~80の爺と70~90の婆しかいない。というか最後に帰ったのがもう15年くらい前。
たぶんあと10年もすると絶える。