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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

世の中上手くいかない

なかなか難しいもんだね。
・何を書いても構いませんので@生活板 12

513 :名無しさん@おーぷん:2015/10/21(水)22:55:03 ID:2eq
世の中上手くいかないもんだと思ったこと。
数年前、友人のAが結婚した。相手のBさんは偶然にも私と同じ会社の人。
私より2つ上で、直接の同僚や上司になったことはなかったけど、評判の良い人だった。
Bさんは仕事のできるだけでなく、気配り・気遣いが上手く人望があった。
同年代の同僚の中では頭一つ抜けた存在だけども、それを悪く言う人はほとんどなく、先輩を追い越して昇進してもねたまれたりせず当然視され、周囲の期待には
しっかり応える、「嫌味のない秀才、出木杉君タイプ」と言われていた。
二人の結婚は私も祝福し、周りもお祝いしたんだけど、2年たたずに離婚してしまった。
そのことについて、離婚後にAから相談というか愚痴を聞いた。
私も最初は、「気配り名人のBさんも家庭では別人だった、とかかな?」
と思ったけど、そうではなかった。

514 :名無しさん@おーぷん:2015/10/21(水)22:57:44 ID:2eq
(続き)
Bさんは結婚後、家庭でも有能で気配り上手だった。
最初はAもうれしかったけど、次第にそれが重く感じてきたらしい。
BさんがAの周囲からも「良い旦那さん」と評価される一方、Aはそのことにだんだん劣等感とプレッシャーを感じるようになった。
また、Bさんの周囲から「Bさんの奥さん」ということで、周囲の人からいろいろ期待や羨望、ときには妬みのような
感情を向けられることも、Aにはしんどくなっていったという。
さすがのBさんも、妻に向けられる複雑な感情まではフォローできなかったようで、Aは「こういう気持ちで一生過ごすのは到底耐えられない」と離婚を決意。
離婚後も、BさんはAを悪く言うことはなく、周囲にはフォローしていたが
A自身の周囲の人からはAに対してネガティブな言葉が言われ、Aの気持ちがなかなか理解してもらえないと嘆いていた。
Aがもし、「Bさんの奥さん」であることに自分のアイデンティティを感じられるキャラクター
だったら、こういうことにはならなかったかもしれないし、「Bさんの奥さん」という
役回りならしっかりやりたいという女性も多いだろうに、上手くいかないものだと思った。
今年、Bさんに続いてAも、それぞれに別の人と再婚したので記念カキコ。