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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

正直あてにしている

青木雄二はモーニングにナニワ金融道を書いたのが、45歳だから、だから……
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229 :名無しさん@おーぷん:2015/10/14(水)23:14:59 ID:2Qq
長文すみません
数年前につきあってた元カレは漫画家志望で上京した。
確かに絵は上手だったんだけど、描いた漫画は正直「これどういう意味?」って感じだった。
難しいとかじゃなく、展開的に「ここはギャグなんだな」って分かるけど、キャラの言ってることが全然面白くない(と私は感じる)。
「上手い絵だなー」とささーっと読み終わってしまって、特に感想もないというか。
でも彼は「俺は絵がうまいからすぐプロになれる。プロになれば話づくりもうまくなる」と言っていた。
その話をつくのがうまくるな~というのも、ギャグが面白くないという意味ではなく、長いストーリーを描くと途中で自分でも描いてて意味が分からなくなってしまうんで、その辺がうまくなる、という意味だったらしい。
東京で知り合った漫画家志望者の仲間から「同人誌としてでも一冊本を作るといい経験になる」とアドバイスされたそうだ。
ちょうどコミケが話題になっていたので「いいじゃん、作って売ってみたら?」と思ったんだけど、本人は「いや俺はアニメオタクじゃないから」と断ったらしい。
当時は私もコミケとか名前くらいしか知らなかったので「コミケはアニメオタクしか出たらダメなのか」と納得した。
最近知り合った人が、中世の絵画の解説をした同人誌を「コミケで買った」持っていて「違うじゃん」と。
元カレはとにかくすぐにデビューできる、すぐに食うに困らなくなると思い込んでいたが、当面の生活費は必要なわけで。
派遣社員として働きだし、そっちが忙しくて漫画が描けない事態になった。
「漫画描いてるの?」と聞くと決まって「忙しくて」と返事。
そしてしばらくすると漫画のことは触れてほしくなさそうな雰囲気になっていった。
私は「じゃあもう東京で頑張って就職して生活基盤をつくるか、地元に帰ってこれば?」と思っていたけど言えなかった。
ある日酔っぱらって電話。上京した時お世話になったプロの漫画家さんにかなりきついことを言われたらしい。
「書かなきゃプロになれないって言うけど、時間がないから仕方ないんだよ、わかってない」と怒っていた。
でも私も正直そのプロの人に同意だった。だって絵を描くプロになるのに絵を描かないっておかしくない?と。
思い切ってそう伝えると、「俺が歯を食いしばって東京で頑張ってることが分かってないよね。地元でぬくぬくしてりゃさ」
カチンときて「じゃあこの先どうすんのか、どう考えてるのか言ってみてよ」と。
「じゃあ俺も正直に言うわ、あてにしてるよ。ちょっとくらい助けてよ」と。
私は亡くなった親戚からの遺産が数千万円あって、具体的な金額は言ってないけど、その関係で税理士雇ったり、弁護士と話をしたりしていた時期があるため、元カレはある程度の額の予測がついていたみたいだった。
それを「あてにしてる」って…私に貢げってことか。
そっから急激に冷めて別れ話になったけど、向こうも私を金づるとして扱うことをためらわなくなり、揉めに揉めた。
最後は「ストーカーで訴えるぞ!」と私が怒鳴ると「俺にはもう失うものはない。東京で人を殺してやる。
そうしたらお前も後悔するぞ」と言い返され、「これ録音してるから警察とお前の実家に持ってくわ」と言うと
泣きながら謝罪され「捨てないで」と…。
別れ話の間中「私こんな人と付き合ってったけ?」と混乱しっぱなしだった。
風の噂で今年の夏、元カレが夢を諦めて地元に帰ってきたと聞きました。
幸いというか、私の実家は区画整理で引っ越し済なので心配はないと思う。
私たちもう40過ぎ。どうすんだろうなぁあの人。