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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

どこかで見たことがある人

凄い偶然だ。
・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その8

509 :名無しさん@おーぷん :2015/07/20(月)10:37:07 ID:1YM
私は九州出身で、新卒で就職したのは関東の会社。
同期が100人近くいたけど、毎年何人かが病んで辞めていた。
私も体を壊して、5年で辞めて地元に戻った。
実家の近所の雑貨店で雇ってもらって毎日のんびり過ごしていたら、高校の同級生が彼女連れて来店した。
すぐに互いの存在に気づいて、あら幸せそうだねぇなんて笑いあってたけど、彼女の方が変な感じで
「もう帰ろうよ」と同級生を急かして何も買わずに帰ってしまった。
どっかで会ったかな?確かにどっかで見た顔だけど、と思ったけど、彼女もこの辺の人なら顔くらいは
見たことあるか~なんて感じで深く考えなかった。
その後、同級生は婚約して同棲を始めたとかで、うちのお店にちょくちょく買い物に来るようになった。
ある日、彼女だけで来店したときに「久しぶりだね」と話しかけられた。
で、気が付いた。
この子、前の会社で病んで辞めていった同期♂にそっくりなんだ。
妹?身内?久しぶりって???と頭に「?」がいっぱい浮かんだけど、とりあえず「○くん?」と聞いたら
「うん」って返ってきた。
綺麗になったね・・・としか言えなかったよ・・・
あっちもあっちでびっくりしただろうね。
関東の会社を辞めて、縁もゆかりもない九州の田舎にきて、まさかそこで辞めた会社の人間に会うなんて。
「まったく世間狭いね~」って笑うしかないんだけど、さらに「今度結婚するから、結婚式来てよ」とまさかのご招待。
もう戸籍も体も女の子になってるそうで、名前も「剛史(仮)」から「小百合(仮)」ってくらい可愛いものに変えてた。
同級生は全部承知で、それでもとプロポーズしたんだそうだよ。
親に反対されたから友達しか結婚式に呼べない、だけど新婦のほうは友達にカミングアウトとしてないから
呼べる人がいない。だから、せめて私だけでも来てくれないかということだった。
もちろん行ってきたよ。
新婦側友人1人だったので、新郎側からはずいぶんと不思議に思われてたみたいだけど、特に問題はなく、綺麗でいいお式だった。
その後、新婦は性同一性障害をカミングアウトし、各地で講演会をするようになった。
このエピソードも披露することがあるみたいだから、もしかしたら聞いたことある人もいるかも。
昨日、彼女に「あれは私も衝撃だったよ~」と言ったら、じゃあ衝撃体験に書き込んで!と言われたので書いてみた。
まとめに載ったら「これ私の話なんです」と講演会で紹介する!と言っていたけど、それってマッチポンプってやつでしょ?
と笑ってしまったw