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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

えぐれる電柱

最後も修羅場すな……
・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その6

144 :名無しさん@おーぷん:2015/02/19(木)21:00:13 ID:bCZ
自分も書いてみる。
バイト先に自転車で向かっていた。小さな交差点(一方通行の道路と片側一車線の道路)の一角で信号が赤なので、自転車を降りて待っていたら自分方向の車が信号無視して交差点に突っ込み、信号守って入ってきた車とまともにクラッシュした。
止めていた自転車の前と後ろに、どえらい勢いで外れたバンパーとホイルキャップが飛んできた。(幸いどこにもぶつからなかった。)バンパーがぶつかった塀と、ホイルキャップがぶつかった電柱はえぐれていた。
そしてクラッシュした車がどんどん自分に向かって迫ってきた。
これにぶつかられたら死ぬな、と思った。のんびり書いてるが全ては一瞬の出来事。
車は何とか自分の手前で止まってくれたが、そこから「気持ち悪いー!」と若い女性が転がり降りてきた。
自分は何もできなかった。逃げることもできずずっと固まっていた。野次馬がわらわらと集まってきて、その中の何人かが自分の元に来てくれて
「危なかったね~。良かったね~。」と言ってくれた。その時漸く自分がガタガタと震えていることに気付いた。
逃げなかったのではなく逃げられなかった。しかしもし動いていれば、何らかの重大な被害にあっていたと思う。
やがて救急車とパトカーがやってきた。救急車が女の人を連れて行った。目撃者はたくさんいたので、警察の誰も自分を呼び止めることはなく、そのままバイト先に向かった。
とても怖かったのと同時に、何かに強く守られている気がしたのを覚えている。
その事故がその後どう処理されたのか、あの女性は大丈夫だったのかはわからずじまい。
事故自体も衝撃的だったが、声をかけてくれた野次馬の1人に兄嫁のお父さんがいて、それまで何度も会っているのに自分を覚えてくれていなかったことも衝撃だった。