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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

選ばれし者が飲める水

おじいちゃん、何もしてないけどGJ
・死ぬかと思った瞬間その1

80 :名無しさん@おーぷん :2014/10/01(水)14:33:15 ID:???
中学生の頃に初めてお酒を飲んだ話。
二階に部屋が二部屋あって、そのひとつが私の部屋。隣は物置として使われてた。
その物置部屋には小さな冷蔵庫があって、メインの冷蔵庫に入りきらない食品や飲料を入れていた。
受験勉強で深夜まで起きていた私。なぜそう思ったか分からないけどそのサブ冷蔵庫を物色。
お歳暮か何かで貰ったのであろう瓶に入った白ワインみたいな薄ピンクのお酒を発見。
絶賛厨二病真っ盛りな私は「これは選ばれし者だけが飲める聖なる水のだ」とか何とかスイッチが入り、ちょっと荒々しいキャラになりきって蓋(盃のつもり)に注いだお酒を飲みまくった。
最初は「やっぱり俺にはこいつが一番じゃけんのぅ」などと完全に自分のキャラに酔っていたが、だんだん目眩と吐き気が激しくなってきて、最後は吐こうにも吐けない状態で意識朦朧となった。
畳の部屋だったんだが思うように体に力が入らないので壁にもたれかかったままで、ろれつもまわらず「あー…」とか「うー…」とかうめき声しか出てこなかった。
さすがに「これはやばい」と焦り始めたが、めちゃめちゃ厳しい親に酒を飲んだことがバレたら…と思うと部屋から出られず。
変な汗をだらだら流しながら「もうこんな事はしません。ごめんなさい。助けてください」と死んだじいちゃんにひたすら祈った。
どれぐらい時間が過ぎたか記憶にないが、ふと気付くと吐き気がおさまってきたので急いで布団に入って寝た。
次に日の朝、無事に目が覚めた時は心底ほっとして、おじいちゃんに感謝したことは言うまでもない。
瓶の中のお酒は半分くらいなくなっていたが、親は気付いてないのか怒られることはなかった。