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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

猫の後をついて行った

なんだったんだろう
・今までにあった修羅場を語れ【その5】

560 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)17:48:33 ID:w80RfjPPw
気分が悪くなるかもしれないので注意。
小学三年生の頃、下校中にノラ猫を見つけた。なんとなくその猫をつけていったんだけど、猫は暗い古びた空き倉庫みたいな所に入っていった。
もしかしたら猫の楽園があるのかも!と私の幼心はwktk。猫は倉庫の隅にあったダンボールに飛び込んだきり出てこなくなったので、そっと覗いてみた。
ダンボールの中は腐りかけた猫の死体が三匹も入ってた。生きてる猫なんかいやしない。私は驚きのあまり後ろに飛び退き尻餅をついた。
本気で驚くと声出ないもんだね。悲鳴が出なかった。目に涙を溜めつつ倉庫から脱出しようとするが、いつの間にかドアが閉まってる。しかも開かない。
死に物狂いで叫びながらドアノブをガチャガチャするがびくともしない。もう極限状態だったので漏らしてしまった。
外はだんだん暗くなるし寒くなるし、怖くて仕方がなかった。どうしようどうしようと辺りを見渡すと、高い位置に一つだけ小窓があった。
何か台に乗らないと届かない。台どころか死体入りダンボール以外何も無かったので、ランドセルを台にしてなんとか脱出。ランドセルなんて安定しないしそれほど高さがあるわけじゃないので足は擦り傷だらけだった。

561 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)17:56:02 ID:w80RfjPPw
帰ったらランドセルが無いのと、帰宅時間の遅さで大目玉をくらった。上記の一連の流れを説明するが、信じて貰えず。
ランドセルはどうせ川に落としたんだろうと言われた。ランドセル無くして明日からの学校はどうするの!と叱られた。
今から取りにいきなさいと言われたが、あんな場所死んでも行きたくない。でもランドセルが無くては学校に行けない。
結局高校生の兄についてきてもらって、ランドセルの回収に行った。
もうここからは不思議なことだらけだった。
あのうんともすんとも言わなかったドアが無い。ドアが外れた倉庫だった。死体入りダンボールもランドセルも無い。
母にはランドセルを無くした事を誤魔化す壮大な嘘だということにされてしまった。あれからランドセルは見つかっていないし、私は遠方に嫁いだ為、倉庫がどうなったかもわからない。