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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

幸せな夫婦はいるの?

リアルなエピソードだな~
・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験3度目

169 :名無しさん@おーぷん:2014/09/06(土)16:28:27 ID:???
子供の頃、夫婦=仕事が終われば好きに飲みに出歩いて暴言吐いて嫁子供を虐げる旦那とそれに付き従い家事と子育てと仕事をこなし家を守る嫁の隷属関係だと思ってたんだよね。
両親は勿論祖父母も父方母方両方の親戚も皆そんな感じで目に映る夫婦像が見事にテンプレモラハラ旦那とその妻の絵面だったからその認識を長いこと疑ってなかった。
友達のご両親と接することもあったけど自分の両親(特に父)は外面が恐ろしく良くて外じゃおしどり夫婦とか優しい旦那さんとしっかり者の奥さんって仮面被ってたから皆のところもそうだと思ってた。
だから小学校の高学年位には既に結婚に対する憧れとか願望なんて枯渇してたし高校時代の友人カップルが冗談半分で将来を約束してるシーンなんて恐ろしいものにしか思えなかった。
それがおかしいと気付いたのは友人Aのお宅に仲間で遊びに行かせてもらったとき。ご両親とちょっと話をしたんだけどなんて言うんだろう、どう見ても演技をしているようには思えなかったんだ。
お互いがお互いのこと思いやっているって言うか信頼関係を構築している感じだった。A子曰く「いい歳してラブラブで恥ずかしいんだけどねーwでも私も将来はあんな夫婦になりたいなー」とのこと。
で、他の子たちも「あーわかるわーw」とか言いながら親のラブラブ話で盛り上がり始めた。やれ母が病気のときの父のうろたえっぷりwだのこの前母ちゃん父ちゃんにラブレター書いてたwだの。
目から鱗どころじゃなかった。今までの自分の価値観が全部ひっくり返されるレベルの衝撃だった。え、もしかして他の家も親御さんはこんな感じなの!?うちがおかしいの!?って愕然とした。
その様子がなんかおかしいと思われたんだろうね、後からA子両親にこっそり部屋の外に呼ばれて「どっか具合悪い?何かあった?」って心配された。
恥ずかしい話だけど大人に心配されたのそれが初めてだった。私はずっと「仲良し夫婦に育てられた悩み一つない幸せな子」って設定だったから。
そんとき「どうしてお二人は結婚したんですか?」って聞いてみたんだわ。A子ご両親ポカーンとしてたwそりゃ当然なんだろうけどさ。
A子父さんの返事は「んー…この人を守って行きたいって思ったからかなー」で、A子母さんの答えは「この人のことをずっと支えたいと思ったから」だった。この台詞だけは忘れられない。
そこから先は何話して何答えたかよく覚えてない。気付いたらA子宅から帰って自室のベッドに座ってた。んで色々考えすぎたのかその後熱出したw
他の人の話に比べるとしょぼいけど本当にあのときの世界が崩れ落ちるみたいな感覚は衝撃的だった。
自分の家庭が欠陥家庭だってのは気付いてたけど皆そうだと思ってたから、あんな絵に描いたような夫婦がいたことに衝撃を受けた。
A子両親には失礼だけどそういう互いを思いやる夫婦なんてドラマとかフィクションの世界にしかいないとガチで思ってたんだよw