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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

福岡はやはり修羅修羅していました

先週末に法事のため、福岡に戻りました。飛行機に乗っている時間は、行きは2時間、帰りは1時間10分だったよ。面倒くさい搭乗手続きがなければ通勤できるね。

福岡は帰る度に街並みが変わる。博多駅がリニューアルしたのは経験済みだったけど、博多郵便局がなくなったとったとよ。今回は博多駅近くにホテルに宿泊したんだけど、中国人観光客が多すぎ!
街は山笠に向けて準備中で、祭りの前の浮かれた空気に満ちていたが、湿気も満ちていたよ。

到着した夜、福岡の人にとってはお馴染みの焼き鳥屋チェーン「戦国焼き鳥 家康」に入ったんだけど、メニューは日本語だけでなく、中国語、韓国語、タイ語とある。店長の日本人男性とスタッフは中華系の女性がひとりだけ。お客も中国人が多く、ガラスケースに入った食材を見ながら、客と店員が中国語で会話しているのを聞いていると、いったいここどこの国なのよ! 家康だよ、家康! いいえ、やすいの~ ドーンドーン(この店では会計する度に太鼓を叩く) とまずいビールを飲みながら思いました。
焼き鳥は美味しかったけれど、店長とスタッフの関係がよろしくなかったので、そうそうに切り上げて、次の焼き鳥屋に行ってみた。
入るとサラリーマン軍団と40代ぐらいの女性がカウンター一人で文庫本呼びながら、ビールを飲みつつ焼き鳥を食べているという素敵な雰囲気。店長と二人のスタッフがキリキリ働いている
オーダーを取りに来た30代ぐらいの日本人男性は長袖ユニフォームを着ているが、両手首まで立派な倶利伽羅紋紋が彫られている。でも顔は優しそうなダメ人間といった風情。もう一人の男性スタッフは、ちょっと肝機能が低下しているようで、顔が黒黄色い感じ。でも目がギラギラしていて、「お、お薬とかスキですか?」とついつい聞いてしまいそうになる。店長は頭の両サイドを刈り上げて残った部分をオールバックにした髪型で、つり目で喧嘩が強そう。

店長が焼き器で鳥を焼いている。葱の位置を焼きながらマメにトングで修正する職人さんだ。しかし、焼き器に残ったゴミや焦げを出刃包丁使ってこそげ落としているんだけど、そのとき、すげー包丁を振り回すのよ。「店長ご乱心! 店長ご乱心!」と叫びたくなるけど、怖そうなのでやめる。焼き鳥は美味しかったけど、ビールはまたしてもまずかった。あと、包丁が飛んできそうだった。
店長はマイコップに焼酎を入れて飲みつつ、タバコを吹かしたりと、なかなか東京では見ることが出来ない光景でしたが、福岡ではよくある光景でした。
福岡人は鯛の刺身の食べ方は知らないが、やはり刺身は美味しいモノが多く、鯖の刺身は他では食えないよな…… と思った次第であります。

ホテルに帰るときに、ガールズバーの男性客引きに捕まり、世間話をする。180センチぐらいの長身で成田三樹夫に似ていて格好いい。この人も喧嘩が強そうだったので、「殴り合い得意そうですね」と質問したらキックボクシングを長年していたとか。客引きさんもおしゃべりが好きなようで、強引な勧誘はない。というか、店が混んでいて入店をお断りしているとか。

しかし酔っ払いが多いな~ あと、闇金うしじま君にでてくるような、スウェット系反社の人も多かったYO!

あ、親戚に小学生の女の子がいるんだけど、彼女は町の「天文クラブ」に所属していた。しかし、PM2.5のせいで、「空が汚くて天体観測ができない」という理由でクラブは解散。なんだか悲しいエピソードだったYO!