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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

台湾の最南端にやってきた(9日目)

10時近くに起床。今回泊まったホテルは朝食がついており、フロントでもらった40台湾ドル(160円)のクーポンを持って近所の朝食屋に向かう。ニラまんじゅうと肉まん、豆乳を貰って部屋で食べる。量がなかなかあり満腹に。チェックアウトをして、ホテルに荷物をあずけ、恆春のバスターミナルに行き、台湾最南端行きバスを探す。


朝の恆春。左手に見えるホテルが泊まったところ。
しかし、今からだと40分後にしか来ないと係のお姉さんに言われる。近くにいたおじちゃんが、「台湾最南端と鵝鑾鼻(がらんび、台湾本島最南端の岬)までチャーターとして連れて行ってやる」と言うので、値段を聞いてみるとなんと1000台湾ドル(4000円)。おじさん曰く、90分ぐらいかかるので高くない! と言うが、高く感じるので値段交渉を試みるが1台湾ドルも値段も下がらない。インドだったら死んでも乗らないが、まあ台湾だし、40分待つのも面倒だし……と考えが、1000台湾ドルでお願いする。途中までぼったくりかな~ と悩むも、結果的には車じゃないと大変面倒な場所&90分以上の利用だったので、そこまで適正価格よりちょっと高いレベルでした。

泊まっていた恆春を出発し、20分ほどでビーチリゾートで有名な墾丁を通過。台湾ではあまりみない白人観光客がチラホラいる。さらに10分ほど南下し鵝鑾鼻を抜け坂道を登り、山の中にどんどん入ったところで車は停車。「ここから先は徒歩で最南端に行ける」とのこと。
タクシー降りて、ジャングルような植物に囲まれ、10分ほど歩て行くと、台湾の最南端の岬に到着。暑い、とても暑い。27度ぐらいある!
周りには台湾人の観光客も多く、みんなキャキャいいながら写真を撮っている。


台湾最南端地点

その後タクシーに戻り、鵝鑾鼻にある墾丁公園に連れて行って貰う。入場料は40元。巨大な公園で1週したら約40分ほどかかる。公園内にはこのあたりを一望できるビュースポット、奇岩、日本統治時代に作られた灯台などがあり、風光明媚な場所。入り口で、死ぬほど記念スタンプを押していた台湾人がいたので話しかけたら「この前札幌に行った! とてもよかった」と話しており、台湾人の北海道人気を実感する。テレビをつけてもバラエティ番組で「ふらり北海道旅」的なコンテンツがよく流れている。
墾丁公園の出口付近では、法輪功の皆さんが「中国共産党がひどいことをしている」というチラシやビラを配っていた。ここはまだ公園内なんだけど、入場料払っているのかしら。


墾丁公園。広い


毒蛇・毒虫注意の警告看板


キスをしているように見える岩

その後、タクシーで恆春に戻り、ホテルで荷物をピックアップし、再びバスセンターに戻り、バスで「枋寮」という町を目指す。バスセンターに着いたら、ちょうど枋寮行きのバスが到着したので乗り込み、30分ほど揺られて枋寮で降りる。


枋寮。田舎です。

枋寮は港町で、「生しらすオムレツ」が美味しいということなので、バスセンターから20分ほど歩いて港を目指す。町は大変ひなびており、あまり人が歩いていない。が、港に到着すると数件の屋台があり魚や軽食を売っている。ただ、どこも「生しらすオムレツ」を売っていない。しょうがないので、茹でたしらすを指さして、グーグル翻訳で「オムレツ」を台湾語にした文字を見せて注文。しらすの入った卵スープも勧められたのであわせてお願いする。
最初のスープがでてくるが、レタス、しらす、豆腐、卵、謎の緑色の野菜入っておりコクがあって美味しい。ほどなくしてしらすオムレツがでてくる。丸い形をしており、表面はパリパリ、食べるとしらすのうまみが広がる一品。とても満足できる食事だったが、やはり「茹でしらす」ではなく「生しらす」のオムレツが食べたかったので、隣の屋台でも注文。ここでも「茹でしらす」だったが、ここはたこ焼き風味のオムレツがでた。まったく味も食感も違うのでびっくり。


しらすスープ


しらすオムレツ


食べいた屋台からの風景


隣の屋台でのしらすオムレツ。味はたこ焼き

その後、近くの85℃というチェーンのおしゃれ茶店で休憩し、ノートパソコン広げて仕事をする。今回は締め切りが近い仕事あったので、最南端に行くタクシー、枋寮へ行くバス、枋寮の茶店、枋寮から台東にいく列車のなかで仕事をしていました。肩こった。
仿寮の駅でも荷物をあずけ(1つ30台湾ドル)ていたので、ピックアップし、列車で台湾東部最大の町、台東を目指す。

枋寮→台東行きの切符


枋寮駅のホーム


車内はこんな感じ

2時間弱ほど列車に揺られて北上し、19時10分に到着。駅は台東の中心部から離れているとはいえ、真っ暗で何もない。


台東駅に到着

駅前のタクシーを捕まえhttp://www.travelerhotel.com.tw/index.htmて、中心部に連れて行って貰う。このタクシーのメーターがすごい勢いで回るので「絶対これはぼられているな……」と思う。15分ほどの走行、230台湾ドルでホテルに到着。今までの相場を考えるとかなり高い……が、その後調べてみると、適正価格であった。疑ってすまん、が、あのメーターの上がり方はおかしいぞ。
台東市内は小さく、栄えている場所は決まっている。今回泊まったホテル「台東旅行家商務會館」は中心部にありどこに行くのも便利。直接だと350台湾ドルほどで泊まれるが、代理店を通したため、ちょっと高かった。フロントのお姉さんは、「かわいい保母さん」といった若い女性だったが、腕にびっしりとタトゥーがありびっくりする。
台東は田舎なので店が閉まるのがはやい……ということなので、荷物を置いたら町にすぐに町に出る。
メインストリートには飲食店が少なく、裏通りに入ると中華料理屋さんが何件やっていのたで、ちまきマークがでているお店に入店。ちまき(120円)、油麺(150円)を注文。どちらも美味しいが、値段が激安い。今まで巡った台湾の中でもかなり安い。このお店はおばちゃんもいるが、若い女性が3人テキパキ働いていて感じがよかった。
その後、町をブラブラしてたまたま夜市に遭遇。食べ物屋さんが中心。やはり値段は安い!
果物をかって、ホテルに戻って仕事をする。


台東の中心部


ちまき屋さんに入店

ちまき。中にびっちりとお肉が入ってる