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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

悪いのは牛乳屋さん

頭は悪いけど、人は悪くないクレーマーだったのね。
・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 106度目

14 :おさかなくわえた名無しさん:2013/11/15(金) 20:18:48.31 id:q0R27e9h
昔々、俺が流通関連で働いてた頃の話第二弾。前回と同じくフェイク盛々。
ある日、電話でクレームが届いた。
内容は「お前のところの商品食ったら腹を壊した。休業補償と治療費と慰謝料を寄越せ」というものだった。
事実なら大問題だし、場合によっては全回収もありうる。取り急ぎ商品名を聞いた所「スープの素」だという。
ウチで扱ってる「スープの素」は個包装の完全な乾燥タイプでお湯を注ぐとすぐ完成という代物。
とてもじゃないが食べて腹を壊すような内容ではない。
不思議に思い、「他に食べたものは無いか?」と失礼ながら聞いた所「一緒に牛乳を飲んだ」と。
お客様いわく、深夜11時頃帰宅後に牛乳とスープを飲んで就寝したら翌朝にひどい下痢で一晩入院したとのこと。
どう考えても犯人は牛乳だと思うのだが「消費期限内だった!」と主張し続ける。
さらに詳しく消費期限について伺った所、消費期限は確かにその飲んだ日までなのだが開封したのが一週間前。しかも常温で置いていたそうだ。
懇切丁寧に消費期限と保存方法について30分ほど講釈させていただき、納得したお客さんは謝罪とともに消えていきました。
「じゃあ、悪いのは牛乳屋なんだな! 疑って悪かった。ありがとう、今度は牛乳屋に電話する!」と。
その後、どうなったのかは定かではない。
これに関しては詐欺というわけでもないので普通にクレーム案件としてメーカーにも報告済み。
夏場に開封して一週間常温保存した牛乳を普通に飲んだお客様は衝撃的だった。
ただこの場を借りて一言、牛乳屋さんへ納得させきれずにごめんなさいと言っておく。