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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

少女漫画は人生の教科書だよ!

パタリロ」は人生の教科書だにょ!
・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 104度目

105 :おさかなくわえた名無しさん:2013/10/24(木) 01:14:16.26 ID:/p0JXfni
大学時代、大体いつも俺はA(男)と食堂で昼食を摂っていた。
そして2年の夏頃、いつも通り食堂でAに会った時そいつの肩辺りに何かついていた。
それは付箋だった。
「付箋がついてるぞww」と笑い話で終わりそうだったんだが、Aがそれを剥がす時に何か書いてあることに気づいた。
『門の前で16時に待ってるね!Bより』と書かれていた。
B(女)は1限目がAと同じらしかった。
「1限目からずっと付いていたのか」と、Aはうんざりしていたわ。
こういう乙女チックなこと(ラブレターを授業中に渡すとか)が当時流行っていたので仕方ないにしても、いくらなんでも付箋はないだろう…と思ったな。
勿論16時に門の前に行ってあげることはしないだろう、と俺は思ったんだが、Aは「行かないと付箋以上に恐ろしいことになるかもしれないから、行くわ」と言った。
今となっては、付箋を貼り付けるなんて可愛いストーカーだな(笑)という感じで笑い飛ばせるが、はっきり言って当時はゾッとするほど怖かった。
そして翌日、Aにどうだったかを訊いてみると「予想以上にとんでもない女だった」と言った。
Bは予想通り告白してきたようだが、Aが断ると、「今日だけ私と居てください。私の誕生日なので。付箋のようにあなたに貼り付いていたい」と言ったようだ。
Aはその時、本気で何かの罰ゲームなのかもと思ったらしい。
Aがつい「少女漫画の読みすぎじゃない?ごめん無理」と言って断ると、「少女漫画は人生の教科書だよ!」とかなんとかかんとか言い出したようだ。
少女漫画の読みすぎというのは間違いではなかった。
Bは少女漫画を読んで乙女心を研究するよう勧めてきたようで、Aは自棄クソになって「分かった。研究しておくから!」と言って逃げてきたということだった。
それから卒業まで実害は無かったものの、Bは大学内でAに会う度に微笑みかけていた。
とにかくどのような視点から見ても衝撃的な女だったと思う。
未だに、ネタバレしそびれたドッキリだったのではないかと疑ってしまう程だな。
俺でさえ恐怖を感じだので、Aは相当怖い思いをしたと思う。


パタリロ! 91 (花とゆめCOMICS)