Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

興味本位で尋ねるな

笑い声が「ゲスゲス」な私も怒っちゃう内容だな。
・胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!

859 :おさかなくわえた名無しさん :2013/09/26(木) 00:31:19.00 ID:P52AP1fr
(1/2)
武勇伝にもならないかも知れんが、30年近く前のヘタレ小学生だった俺の話。
当時、諸事情あってうちは俺と祖父の2人暮らしだった。祖父は既に70歳を越えていたが、生活費を稼ぐために昔のつて
(大工をやっていた)を頼りにアルバイトみたいなカンジで働いていた。
その間、家事は基本的に俺。他にやってくれる人がいるわけないので当たり前のようにやっていたが、小6のときにさすがに無理がたたったのか祖父が入院した。
いくら家事ができるといっても小学生1人で暮らさせるわけにはいかないということで、祖父が退院するまで
自宅から電車で30分ほど離れた伯母の家から電車通学することになった。
ある日の帰りの電車内。そのときは4人掛けのボックスシートで窓側に俺、その隣にスーツ姿のサラリーマン、対面にオバさん2人で座っていた。当時、私立に通う小学生なんて今に比べれば全然少なかったから
ランドセル抱えて座ってる俺を対面のオバさん2人組は興味深々で見ているわけだ。
オバA『坊やは私立に通っているの?』 俺『いえ、違います。』
オバB『じゃあ、何でランドセル持ってるの?』 俺『いろいろ事情があって・・・』
俺としてはこの辺で察してほしいんだが、オバサンの質問攻め止まず、仕方ないから事情をかいつまんで
説明したら、案の定『大変ねぇ。』『可哀相にねぇ。』と言ってきた。
だから言いたくなかったんだ。俺自身自分の家庭が友達のそれと比べて変だってことは分かっていたが、こんな俺カワイソスなんて言っててもご飯が炊けるわけじゃないし、洗濯物が洗えるわけでもない。
何より70歳過ぎて働きに出ている祖父のことを思えば、俺は十分幸せだしこの生活が当たり前だと思っていた。
でもいるんだよなこのオバサンみたいな人種ってw自分達の価値観で親のいない俺を可哀相とか大変とか言うの。
今ならハイワロスワロスで済ませられるけど、赤の他人にしょっちゅう同じ事言われるのは小学生のメンタルでは結構キツイ。

860 :おさかなくわえた名無しさん :2013/09/26(木) 00:33:48.98 ID:P52AP1fr
(2/2)
オバサン達は大変ね可哀相ねのオンパレード、さらに家庭事情を根掘り葉掘り聞いてこようとするのでさすがにブチ切れた。
『何でそこまで言う必要があるんですか?さっきから聞いてりゃ可哀相可哀相って俺の何が可哀相なんですか!俺を
育てるために一生懸命に働いている祖父のために晩御飯作ることの何が可哀相なんですか!そんな言葉をかけられたって
俺には何の役にもたたねぇんだよ!そんなに可哀相って言うなら、あんた達が家事を手伝ってくれるんですか?
お小遣いでもくれるんですか?もうこれ以上何も聞かないで下さい!』
最初は冷静に言い切るつもりが途中から半泣きで怒鳴っていた。
ソレを聞いたおばさん達、親切心で聞いてるのにとか赤の他人にお金くれとか頭おかしいとかファビョってたらしい。
(俺も興奮状態だったんではっきりとは覚えていないが、上記のようなことを言われたらしい。
その時、俺の隣にいたサラリーマンが援護射撃してくれた。
『頭おかしいのはあんたらだろうが。私も話は聞こえていたが、赤の他人が軽々しく聞くような話じゃないでしょう。
しかもこんな子ども相手に何やってんだ。親切心とか言ってるけど私には他人の不幸話を興味本位で聞いているようにしか
見えませんでしたがね。もし本当に可哀相だと思うなら彼が言ったように、今持ってる有り金全部お小遣いとして
彼にくれてやったらいいんじゃないですか?』
おばさん達今度はサラリーマンの方に何だか言い出したけど、周りの白い目(オバの大きな話し声、俺の怒鳴り声で周りの人も
大体状況は把握していたみたい)に耐えられず逃走した。
その時点で俺は後先考えず怒鳴ったもんだから、おばさん達のファビョリ具合にgkbrしてたんだが、助けが入って安心&大泣きw
サラリーマンのおじさん(小学生からしたらスーツ着た人はみんなおじさんw)は何も言わず俺の頭をポンポンとたたいて降りていった。
それから数年後、テレビで安達祐美が同じような台詞を吐いていたのを見て、飲んでたコーヒー噴いたw