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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

ネットで釣られたら負けです

以下のエントリーを読んだ。
はてなの嫌いなところ。釣った・釣られた問題(面白きこともなき世を考えて)
この人は2ちゃんねるのまとめサイトにありがちな「『扇情的な釣りタイトル』に、引っかかるとダメだ! と指摘するはてなブックマークコメント欄の文化はいかがなものか?」という内容。
「記事のタイトルが釣り」と「内容が釣り」をハッキリと書いてないので読んでいて??となり、このエントリータイトルも「釣りタイトル」の一種といえる(笑)。
で、私が言及したいのは「内容が釣り」の話。この日記でも「釣り? いや、本当?」と書いたら、「いちいち野暮なことを言うなハゲ」と苦情がくることがあります。

2ちゃんねる発言小町はてな匿名ダイアリーといった、「誰が書いたかよくわからん文章」は、まず最初に「本当か創作か」をチェックしないとダメ。これは料理を食べたときの「腐ってるか、腐ってないか」レイヤーレベルでの判断で、超基本です。それからやっと「美味しいか、まずいか」って感想がでてくるわけです。
しかし、ネットではいきなり「美味しい・まずい」の感想を述べて、後から「それ腐ってるよ」と指摘され「く、く、腐っていても美味しいもん!」とコメントする人が多くいます。
最初から「腐っている」ことを自覚して食べるのならいいんですけどね。

個人的な感覚ですが、ネットの世界は常に釣り師から攻撃される戦場です。創作と気がついたら読み手の勝ち。まんまと騙されたら釣り師の勝ちです。釣りだけど内容が面白い… と読み手が納得したら引き分けでしょうか。まあ、審判もルールもなく、釣り師も本当にいるのかよくわからないので、 すべて自己満足&判定の世界ですけどね。
ただ、ネットの文章を読むとき「釣り判定をしながら読む」と、凄く楽しいんですよ。
「このストーリーはいつもの展開だからシラネ先生の作品だな」とか「銀行を舞台にした修羅場エピソードを書いてるけど、リアリティがないから脳内だな、きっとドラマを観てインスパイアされたんだろうな」と、アグレッシブに対話をしながら読むことができます。近所のじいさんも「釣り師判定しながら、ガールズトークを読んだら脳が活性化されて呆けが治ってきた」なーんて、言ってましたよ。本当か?
釣り判定をせずにネットの文章を読むのは、クリープを入れないコーヒーみたいなもんで、いや、ブラック派のオイドンにとってはむしろクリープは邪魔だな。ニンニクが入ってないラーメン二郎みたいなもんです。1回しか食べたことないけど。
ただ、やたら「これは釣りだ!」と声高に叫ぶのも野暮(自省)。常に釣り師と戦いながら、さりげなく釣り判定を下す。そんなエレガントで違いのわかるネット紳士になりたいもんですね。ダバダ〜♪

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