以前、この日記で書いた、イケハヤさんと大元さんのやりとりに進展がありました。恐らく完結でしょうから、時間順にまとめてみました(マニア向け)。
(1)半沢直樹さん、「倍返し」している暇があるなら、会社辞めて起業すればいいのに(ihayato書店 魚拓 8月11日)
で、無粋なことを申し上げているのは承知ですが、主人公の半沢直樹さん、さっさと会社辞めればいいのに…と何度思ったことかわかりません。
あんた、どれだけ会社に人生を捧げているんだと。半沢さん、休日も会社のこと考えてますよねこれ。少なくとも劇中では、仕事から解放される瞬間が皆無です。恐らく、それほど給料もよくないでしょう。当時の行員の給料は詳しくないですが、せいぜい課長クラスで1,000万円くらいでしょうか?外資系金融よろしく、年収2,000〜3,000万円くらい貰わないと耐えられないですよ、あの環境は…。
今の時代に半沢さんが、同じ環境で仕事をしていたら、さっさと会社を辞めて、優秀な動機たちと金融系のベンチャーでも興すのでしょう。
(2)上記エントリーに関する大元さんのFacebookでのコメントとイケハヤさんの反論(Facebook 8月12日)
大元:せいぜい課長クラスで1,000万円くらい でしょうか?外資系金融よろしく、年収 2,000〜3,000万円くらい貰わないと耐えら れないですよ、あの環境は…。
とあるんだけど、盆休みもなく毎日サラリーマンに唾はきかけて生きる方が僕は嫌ですね。フリーランスが銀行員を馬鹿にして優越感感じる時代になったのかと思うと感慨深いです。ハヤト君はもっと合コンにいくべきだと思うんだ。ネットの噂より女の子の評価基準は超シビア。
現実世界では銀行員>フリーランスなのよね…(8月12日 12:48 )
イケダ:>盆休みもなく毎日サラリーマンに唾はきかけて生きる方が僕は嫌ですね。
たまたまフィードで見つけたので。これ誰を指して言ってるんでしょう?少なくとも、ぼくはサラリーマンバカにしてませんよ…友人に素敵なサラリーマンたくさんいます。そして優越感にも浸ってません。そんなもん誇るもんじゃないでしょう。
主語を明示していないので誰に当てつけているのかは分かりませんが、誤解を招く表現は迷惑なので辞めていただけると幸いです。(8月12日 21:08)
大元:そうですか。サラリーマン馬鹿にしていないのなら、通勤は儀式とかのエントリーとか書けないと思いますけどね。サラリーマンが読んでてイラッとすること書いてるから、いつも炎上してるだけなんじゃないですか?(8月12日 21:23 )
イケダ:まぁ、ここら辺はコメント欄でやっても仕方ないのでブログで書いておきますね。(8月12日 22:33)
(3)大元氏Twitterでイケハヤさんからコメントを貰ったことについて語る
イケダハヤトさんから「僕はサラリーマンを馬鹿にしてなんかいない」というコメントを頂いたのですが、これは、私の読解力が足りず彼のブログを誤読してしまっていたんでしょうか。本人サラリーマンが怒るの狙って炎上させてると思ってたんだけど・・・違うのかな。
2013-08-12 21:36:18 via web
(4)大元隆志さん、ぼくはサラリーマンをバカにしてませんよ(ihayato書店 魚拓 8月13日)
上記のエントリーでイケハヤさんは大元氏のTwitterを引用し「彼は私のエントリーを誤読していたことを白状した。大元さんの読解力が足りない」と誤った指摘をして、非合理的なレッテルするなと主張。
(前回の紹介はここまで、以下新展開)
(5)大元さん上記のイケハヤさんのエントリーに対してFacebookでコメント(Facebook 8月13日)
「サラリーマン的生き方に哀れみを感じる」という部分に全てが集約されている感じがしますが。
以前に社会学を研究されているライターの方が私を尋ねてきて「最近のノマド推進派の人達は貧困ビジネスを推進しているのではないか」と私に意見を求めてきました。この推進派は言うまでもなくイケダハヤトさんをさして居たわけですが、イケダハヤトさんの言う自由な生き方ってワーキングプアへの扉を開けているだけのように思うんですよね。これも僕の読解力の無さから来る誤読なのかな。
(6)イケダハヤトさんへ、すっかり変わってしまいましたね(ASSIOMA(アショーマ) 8月13日)
イケハヤさんへの大元さんからの返信エントリー。最近のイケハヤさんは攻撃的じゃないか? 言葉の暴力に気をつけろと優しく指摘。
(7)大元さん、人は変わるものです。が、攻撃的なのはどちらでしょう?(ihayato書店 魚拓 8月13日)
人は変わるもんだから、気にスンナ。攻撃的なのはお前だろ! と大元氏の丁寧なサーブをイケハヤ流に返す(返してるのか?)エントリー。
上記のエントリーで
あなたは、同調してくれる「友だち」がたくさんいるフェイスブック上で、ぼくに対する皮肉たっぷりの中傷的発言を行っています。いやですね、130人以上の人が「いいね!」しているじゃないですか。ぼくはけっこう傷つきましたよ。皮肉っぽいのも嫌ですね。攻撃をするなら、正々堂々逃げずに語ってください。あなたの言葉は迂遠です。
と書いてる。これに対して…
(8)イケハヤさんのエントリーについて大元さんがコメント(Facebook 8月15日)
私の意見はブログに書いたし、こういうやりとりをソーシャルメディアで行うのも不毛と思うので、これで最後にしたいと思いますが。(私、炎上とかこういうネット論壇のプロレスみたいな行為でPVや注目集める方法に興味無いし、「古い」って思ってるタイプなんで)
"同調してくれる「友だち」がたくさんいるフェイスブック上で、ぼくに対する皮肉たっぷりの中傷的発言を行っています。攻撃をするなら、正々堂々逃げずに語ってください。"
とありますが、私の発言は「全公開」であり、こそこそ発言している気はありません。ブログに書こうと思う内容でもないし、Twitterだと短文すぎる、感想書くのはFBで良いかな、という単純な理由です。
"あなたは、文章が持つ攻撃性というものを十分に理解せずに、それを振るっているように見えます。自分の攻撃性に気づいているでしょうか。"
ともありますが、私はイケダハヤトさんの書いた記事をシェアして感想を書いただけです。ご自身が「嫌われることを恐れない」「サンドバッグである」と認めるほど、「世の中の反感」を書くことを狙って文章書かれていますよね。「PV」や「いいね」の数だけ見ていると、一見「共感」のように見えて「反感」を集めていることもあるのではないでしょうか。
そのスタイルで「自分を批判するな」と語るのは、お笑い芸人が「俺を笑うな」と言っているようなものではないかと思いますよ。
以上です。
追記
終了したかと思ってましたが続きが。
(9)イケダハヤトがTwitterで反論
まぁ、ぼくとしては皮肉たっぷりにあることないこと書かないで頂ければそれで結構です。 "@takashi_ohmoto: イケダハヤトさんへの返信をFBに書きました。ブログでやりとりするような内容では無いだろうというのが理由です。URL"
案の定、炎上狙ってPVが云々と言われているけれど、今回の話は大元さんが「イケダハヤトはサラリーマンをバカにしている」という、荒唐無稽な主張を展開していたので「それは大いなる誤解です」と主張したのみです。サラリーマン「だから」人をバカにするとか、それこそバカでしょう。
言論プロレスだなんだ言う人も多いですが、誤解を撒き散らされたらそりゃ誰だって迷惑でしょう。大元さんは読者も多い方ですしね。こちらとしては、まったくもって迷惑な話なのですよ。