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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

8mileの見どころはココ

昨日の日記で「エミネムの半生を描いた8mileはアイドル映画でつまらなかったな〜」と、書いたけど、個人的に好きなシーンが2つある。
1つ目は、車の改造番組「ピンプ・マイ・ライド」でしか見てなかったので、単なる車好きのおっさんにしか思っていなかったXzibitイグジビット)のラップが上手かったこと。
2つ目は、劇中に登場するエミネムの母ちゃんが最低なこと。
ホワイトトラッシュであるエミネム一家は母子家庭。母と妹とアメリカ版貧乏長屋のトレーラーハウスに住んでいる。エミネムはプレス工場で安い賃金で働いて、将来に全然希望が持てない。
で、母親はキム・ベイシンガーが演じているんだけど、アル中気味でエミネムの高校時代の先輩とトレーラーハウスでセックスばかりしてるんですわ。
ある日母親から相談がある……と言ってきたので、何じゃらほいとエミネムが話を聞くと
「彼が、クンニをしてくれないんだけど、どうしてなのかしら?」
と、ママンから言われる。いやー、これは心に残るシーンだね。
アメリカに発言小町があったら
「母親が俺の先輩と付き合っていて、狭い長屋でセックスばかりして、幼い妹もいるので困惑しています。しかも最近性的な質問まで私にされて… どうしたらいいでしょうか?」
エミネムが投稿して、解決策を探るんだろうけど(コマッチャーからの「我が家も世帯年収が2万ドル以下の貧困家庭ですが…」とか「そのクソみたいな人生をラップにぶつけて」といった書き込みがきそう)、まあ、そもそもパソコンなんざないわけで、エミネム親分はストレスをためていくわけです。
あれ、こう書くとすげー面白そうな映画に思えてきたぞ。でも陳腐なストーリーなんだよな〜 あ、最後のラップバトルはスカっとします。


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