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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

「イケハヤが大嫌い」と思われている私から

文章を書くのは難しい。オイドンは日記でペコペコ文を書いてるが、書くのは嫌いだし、気の利いた表現なんてできないし、誤字脱字はいっぱいあるし、毎度恥を忍んでキーボードをたたいている。
じゃあ、なんで書いてるかっていわれたら、「言いたいことがあるけど、その表現手段が文章しかなかった」というシンプルな理由です。まあ、単に活発なやじうま根性と溢れるコトメスピリッツの結果なんだけどね。
さてさて、「イケハヤが大嫌いなあなたへ」というエントリーがあったので、最近休業気味のイケハヤウォッチャーとして、転がるようにして見に行ったんですよ、法事で実家に帰ってドタバタしていたにも関わらず。
これを執筆したのは湯川鶴章氏。彼はフリーのPC・Webが得意のジャーナリストで、以前は「TechWave」というニュースサイトを運営していたんだけど、そこから離脱して、現在は「TheWave」というブログメディアをやっている。
どんだけ「波」が好きなんだ、アマチュア無線家かサーファーか! 「TechWave」と「TheWave」は字面が似すぎて区別がつかない!! という突込みはさておき、湯川氏は「TechWave」の頃から、「ピントの外れたこと言ってるな~」と思っていて、この日記でも2度取り上げて問い合わせをしたことがある。返事は来なかったけどね。(→ 誤報はそのままで! 呆れた「TechWave」の対応、→Techwaveがまた誤報「インド格安タブレット」はガセ

で、「イケハヤが大嫌いなあなたへ」を読んだんですよ。まず「思います」という表現が19回も出てきて驚いた。文章のイロハで「文末の『思います』は控えましょう」ってのがあるんだけど、元時事通信社の人が、これはどーーなのよ? いや、文章は下手・上手いじゃない、メッセージが大事だと思います。ってことで、読んでみると、内容も???の連続だった。

ちなみに湯川氏の主張を3行にまとめると
・イケハヤさんの「金を稼ぐより自分らしく生きよう」は間違ってない
・イケハヤさんの主張はこれから日本の主流となる
・アンチイケハヤさんの人は、彼と同じ価値観だから嫉妬してるんだろう!

誤解されているけど、オイドンは「アンチイケハヤ」ではなく、目隠しをして秤を持って彼の言動を観察しているだけ。共感すれば「凄い!」と言うし、ダメなことがあれば「ひどい!」と感じてチラ裏日記に書くだけ(家入ドンもそうなんだけどね)。残念ながら、イケハヤさんの言動を見てると9割近く「ひどい」と感じてしまい(家入ドンもそうなんだけどね)、結果として、アンチに見られてしまってまい……ハゲ子悲しい。

湯川氏の文章で?となった点です。

イケダさんを批判する人たちが非常に感情的になっているからです。年上の世代が若い世代に意見をするのなら、もう少し丁寧な大人の態度で接すればいいものを、口汚く罵る人が多いのに驚きます。

確かに、感情的に罵る人はいる。しかし、イケハヤさんを批判する人は、理論的に反論している人が多い。たくさんあるけど、パッと思いついた反論エントリーはこんな感じ。
イケダハヤトさんの『他人を批判するときにユーモアを使うのは「卑怯」です』の感想(徳丸浩の雑記帳)
イケダハヤト氏の文章がなぜ不快なのかをまじめに考えた(GoTheDistance)
「嫌われ者」は周囲が作り出すのではない。(mediologic)
イケダハヤトさんは、世界ノマド(世界の窓)を全開にしつつ、「マナーをキチンとしないと笑われますよ」と指摘したり、ピントが外れたトンチンカン的なエントリーが多く、読む人がついつい「それは違うのでは?」とツッコミを入れたくなるタイプでした。
しかし、最近は明らかにPV稼ぎ&書籍宣伝の炎上エントリーやアンチに絡んで的外れな発言をして呆れられたり、田舎に住んでいた素朴な娘が、都会にでてズベ公(ワンポイント豆知識:「ズべ公」の「ズベ」は「ずべら」からきています)になっており、一ファンとしては悲しい限り。
ちなみに湯川氏は「もう少し丁寧な大人の態度で接すればいいもの」と言ってますが、丁寧に接してもイケハヤさんは、超上から目線で返信するので、「そりゃないぜセニョリータ」と呟いてしまいます。湯川さん、もっとイケハヤさんのツイートを見てあげて。

湯川氏は

そこまで感情的になる必要はないだろうというほど、感情的な非難を多くみかけます。人は、自分が心の奥底に隠し持っている感情、押さえ込んでいる感情を指摘されると、感情的になります。感情的になっている人たちは、心の底にイケダさんのように自分らしく生きたいという気持ちを隠し持っているのでしょう。

心の中にはイケダさんと同じような価値観を持っているからこそ、感情的になっているのだと思います。

と書いてるけど、基本的に理性的に批判している人がメインなので、この指摘は有効ではありません。
確かに、配偶者が手堅い仕事についてしっかり稼いでくれて&文句も言われず、義実家との交流も極力少なくして、ブログで適当なことを書いて、お金が入ってくるのは羨ましいことです。でもそれって「自分らしく」生きることなのか?
余談ですが、なんでもブログのネタにするイケハヤさんが、育児に関するエントリーがほとんどないのは「彼は育児を手伝ってないのでは??」とゲスパーしています。

湯川氏は

若い世代にはイケダさんと同じような価値観を持っている人が非常に多いから。

今は、イケダさんを非難する人の声がネット上では優勢のように見えますが、実際にはイケダさんの考えを支持する人のほうが多いのではないかと思います。イケダさんの支持者は、既に自分らしく生きる人生を手にしているので、感情的に意見を表明する必要がないのだと思います。

と書いているけれども、小学生の感想文じゃないんだから、もっと説得力のあることを書いてよ!! だってこの方法を使えば……

今は、渡邉美樹を非難する人の声がネット上では優勢のように見えますが、実際には渡邉美樹さんの考えを支持する人のほうが多いのではないかと思います。渡邉美樹さんの支持者は、既に自分らしく生きる人生を手にしているので、感情的に意見を表明する必要がないのだと思います。

今は、韓国を非難する人の声がネット上では優勢のように見えますが、実際には韓国の考えを支持する人のほうが多いのではないかと思います。韓国の支持者は、既に自分らしく生きる人生を手にしているので、感情的に意見を表明する必要がないのだと思います。

今は、「きのこの山」を非難する「たけのこの里」信者の声がネット上では優勢のように見えますが、実際には「きのこの山」を支持する人のほうが多いのではないかと思います。「きのこの山」支持者は、既に自分らしく生きる人生を手にしているので、感情的に意見を表明する必要がないのだと思います。

根拠なく相手をdisることができる! 「感情的に意見を表明する必要がない」ってフレーズは超便利。人を説得させる時に有効じゃないけどね。

長々と書きましたが、湯川氏は最近電子書籍をリリースして、こんな燃えやすいエントリーを書いたということは…… それが目的なんじゃネーノ。そして取り上げた私は「釣られた」と言われても反論できないんじゃネーノと思います