Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

妹が大変なことに!

これは修羅場だわ。
・今までにあった最大の修羅場 £82

202 :名無しさん@HOME:2013/05/14(火) 22:06:44.87 0
数年前、6年生だった時の修羅場。その日は私の誕生日だった。
両親は飲食店経営してて、あんまり裕福ではなかったから、誕生日とクリスマスは高価な物を買ってもらえる日だった。
その日も朝からワクワクして、店の裏にある小部屋で、4歳下の妹と待機してた。
祖母もお祝いに来てくれて、三人で静かに本を読んだりゲームしたりしてたんだけど、突然。
妹がひきつけを起こした。
背中を仰け反らせて唸り出す妹。祖母は小さく悲鳴を上げ、私は頭の中が真っ白。
訳が分からないまま、父のいる厨房に駆け込んだ。でも、言葉が出て来ない。
「〇〇(妹)が、〇〇が、」と繰り返す私に、不審に思った父が「〇〇がなんや!?」
ようやく、「〇〇が変!!」と言った私を見て全てを察したのか、父は仕事を放り出して小部屋に飛び込んだ。
必死に妹の背中をさすってた祖母と、痙攣する妹を見た父、ホールに向かって「お母さああああんッ!!」と怒鳴る。
すぐに母も飛んできて、祖母と交代。父は救急車を呼びに行った。
その間、私は恐怖のあまり部屋の隅で震え上がってた。
救急車が来て、一緒に病院まで着いて行って、祖母と二人待合室で、店を閉める為に残った父が追い掛けて来るのを待ってた。本当に怖かった。
そして、かなり遅れて来た父が、「誕生日プレゼント買いに行こか」と言って、欲しかったゲームソフトを買いに連れて行ってくれた。
その後は祖母の家で待っているように言われて、とりあえず大人しくしとかなきゃいけない、と思って、買ってもらったゲームをしてた。
その時炊いていたらしい生姜のきつい匂いを、今でもたまに思い出す。
妹はすぐに回復した。
続きます。

203 :名無しさん@HOME:2013/05/14(火) 22:07:20.59 0
続きです。
第二の修羅場はその十日後、今度は父の誕生日。
朝起きたら、妹がお腹を抱えて唸ってる。父が背中を撫でていた。
またひきつけた!? と一瞬思ったけど、「お腹痛いって。お前はとりあえず学校行け」と言われ、心配しながらも登校した。
帰って来たら、妹に原因不明の病気が見つかったらしく、入院していた。
この時一番修羅場だったのは両親だと思う。
私と妹にとっての修羅場は、厳しい食事制限がついたこと。
子供が好きな食べ物は全部ダメになった。二人の好物のチョコもダメになった。
お姉ちゃんなんだから我慢しろ、とは言われなかったけど、妹が「食べんといて!」と怒るので、私も食べないようにした。
最初は本当に食べる物が無くて、毎日お粥みたいな食事だったけど、料理上手な母はすぐに工夫した料理を作って、普通とほとんど変わらないような食事になった。
むしろ、冷凍食品なんかが消えて野菜が増えたので、健康的な食卓に。
まだ病気は治ってないけど、妹は食事制限以外は元気。むしろ私の方がよく風邪とかインフルとか罹る。